2007年01月07日(日) |
妹を殺害し十数個に切断した兄を逮捕 |
日々の映像の映像が11年目に入った。この間驚くような殺人事件を記述してきたが、妹を殺害し十数個に切断する等という事件は初めてである。 東京都渋谷区の歯科医、武藤さん(62)宅で長女の短大生、亜澄(あずみ)さん(20)の切断遺体が見つかった事件で、警視庁捜査1課は兄の予備校生、勇貴(ゆうき)容疑者(21)を死体損壊容疑で逮捕した。「妹から『夢がない』となじられ、かっとなって殺した」と殺害も認めているという。
ここまでは100歩譲れば理解できるとしても「自宅で妹の亜澄さんの遺体の頭部、両肩、腹部、両足などを自宅にあった文化包丁とのこぎりで十数個に切断し、4つのポリ袋に入れ、自宅3階の自分の部屋のクローゼットや物入れに分けて隠していた」という行為は犯罪史上初めてであろう。
調べに対し勇貴容疑者は殺害の動機について「『夢がない』となじられた」と供述。その後の調べで、亜澄さんとの関係について「妹と仲が悪くなり、家の中でも避け、この3年は話をすることもなくなった」と供述した。また「(亜澄さんが)テレビを見ている居間に行った時、なじるような言葉をかけられた」と殺害に至る経緯を供述しているという。なじられただけで妹を殺害する・・・一般にはあり得ないことである。
両親にとっては晴天の霹靂で、特に母親のショックは大変なのもである。広く言えば原因なくしてこのような結果は生まれないのである。なにが深層の原因であったのか。この事件に関する報道はこれからしばらく続くことだろう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070105-00000018-maip-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070106-00000085-jij-soci
|