『日々の映像』

2006年09月22日(金) 「指導力不足」教員、05年度は506人 72%は男性

「指導力不足」の教員問題は深刻であると思う。指導力不足の定義は以下の通りで民間では考えられないほどの低レベルである。
各都道府県、指定都市教育委員会で挙げられている、指導力不足教員の要件は以下のようなものである。
・指導が適切に行えない。
・生徒・保護者とコミュニケーションが取れない。
・生徒と目を合わせられない(あいさつや会話がおぼつかない)。
・教員としての資質に欠ける。
・上司の指導や命令を無視する。
・他の教員との協調性に欠ける。
・不必要な体罰を行なう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%87%E5%B0%8E%E5%8A%9B%E4%B8%8D%E8%B6%B3%E6%95%99%E5%93%A1
「生徒と目を合わせられない」という先生ではもはや精神が病んでいるといわねばならない。


 文部科学省の調査によると「授業内容や子どもとの接し方に問題があるとして「指導力不足」と認定された公立学校の教員が05年度は506人で、2年連続で500人を超えた」
〈朝日から〉
問題は認定者の内訳である。
40代  45% ・・・
50代  37%、
30代  17%
と続く。在職年数20年以上が59%と最も多いというから深刻である。指導力不足の先生が20年以上も放置されていたのだ。
http://www.asahi.com/life/update/0922/012.html
http://www.gks.co.jp/y_2001/gov/data/01100901.html

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石田ふたみ