| 2005年10月31日(月) |
日々の映像あと1年で3650回目になる |
日々の映像は1997年1月1日から書き始めた。よって、2006年12月31日まで書き続けると3650回目になる。ここまで到達するにあと14ヵ月である。今日は3589日目の日々の映像を書いている。この日々の映像は「社会の出来事について私はこう思う」というスタイルのエッセイである。ここで改めて記述するまでもないことであるが、書くことは一つの力になることを実感している。
ナイチンゲールが1万数千通の手紙を書いたことは有名である。アベイロ大学の学者たちの研究によると「20世紀最大の科学者とされる相対性理論のアルバート・アインシュタイン(1879−1955)は1万4500通以上の手紙を送り、1万6200通を受け取った」(10月29日・時事通信から)というから大変なものである。同じく進化論の父チャールズ・ダーウィン(1809−82)も生涯に7591通の手紙を同僚たちに送り、6530通を受け取ったという。
日々の映像を書き始めて2年あまり経った頃、今後20年は書き続けようと思いここに書き綴ったことがある。これを達成する時は7300回目の日々の映像となる。アインシュタインとダーウィンの故事に習い、改めて7300回の記述に挑戦する決意を固めた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森813 2005年10月31日
美しいもの・善なるもの 中国の文豪、巴金氏の名前だけは知っていた。情熱的な語録があるので書き留めたい。20世紀前半の中国社会の激動を描いた文豪、巴金氏が10月17日午後、死去した。100歳だった。1904年11月、四川省成都生まれ。1927年にフランスに渡り執筆、帰国後に発表した最初の作品「滅亡」が好評を博した。1949年の新中国建国後は、作家協会副主席となり、文壇に確固たる地位を築いたが、文化大革命で失脚。77年に名誉回復、81年に中国作家協会主席に就いた人であった。有名な語録がある。
「ペンを火とし、剣として、真実のもの・美しいもの・善なるものを歌い上げ、にせもの・醜いもの・悪なるものを撃ち、作品を通して、国家・社会・人民に貢献したい」
多少文章を書く私にとって、上記の語録は座右の銘にすべき言葉である。癒しの森で美しいもの・善なるものを謳い上げたいと思っている。
・文章で 真・善・美をば 歌い上げ 平和社会に 貢献せんと
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