『日々の映像』

2005年09月16日(金) 凶暴化する台風 海水温上昇が要因か

 アメリカで甚大な被害を出したハリケーンの「カトリーナ」に例を取るまでもなく、台風・ハリケーンが凶暴化している。こんな巨大なハリケーンが毎年襲うようになると、人間が住めない地域が広がると言っても過言でない。なにしろハリケーン「カトリーナ」の被害地域の面積は、約23万平方キロ(日本の本州の面積)にもなっている。

 過去30年間に発生した台風やハリケーンを分析した結果、「顕著な“凶暴化”の傾向があるとの研究結果を、米ジョージア工科大などの研究チームが、16日発行の米科学誌『サイエンス』に発表した」(9月16日・産経から)という。研究チームは論文のなかで、地球温暖化による海面水温の上昇が、台風やハリケーンの威力を増大させた可能性があると指摘している。この指摘は素人でも十分にうなずけるところである。研究チームは「海水温の上昇による対流の活発化が台風やハリケーンの威力を増大させた」との説を提唱している。

 日本の場合の具体的なデータをメモしておきたい。 日本などに被害をもたらす太平洋西部で発生した最大瞬間風速58メートル以上(最大瞬間風速58メートル以上)の強力台風は、
75−89年の15年間 85 個    年間平均 5.6個
90−04年の15年間 116個    年間平均 7.7個
に達している
 
 他の全海域でもカテゴリー4以上の比率は上がっており、“凶暴化”が全地球的な傾向であることがわかったという。最大瞬間風速58メートル以上の台風が年間で7.7個も発生し、これからも増えていくとの前提が必要なのだ。人類が地球環境を破壊する付けは予想をはるかに超えるのだろう。
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癒しの森768                               2005年9月16日  

              高校の同窓会に出席

 今日集まった昭和33年卒の同級生は17名であった。考えてみると18歳に高校を卒業して48年も経って今は66歳(誕生に来ている人)になってしまった。大半の人はリタイヤしているので、自由な時間を持っている。健康に恵まれれば、これからの20年間は生き方によっては、実に恵の多い期間でないかと思う。20歳から〜60歳までの40年間は、働くことが中心の生活で自分の自由の時間は少なかったのである。

 しかし、これからの20年間は、ほぼ自分が思うような時間を作ることが出来る。冷静に考えればまさに恵の期間である。9月15日合同ミニセミナーを開き多少のスピーチをする。話の主題は
「青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相をいうのだ
 逞ましき意思、優れた創造力、炎ゆる情熱
 こういう様相を青春というのだ」
 の詩の補足であった。ポイントは炎える情熱を持つテーマを持っているかどうかなのである。これがなければ、これからの20年はただ老化〜病〜死を待つだけである。こんな人生は惨めだ。

  ・生き方で これから迎える 20年 実りの秋と 心勇んで  
     







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石田ふたみ