『日々の映像』

2005年06月26日(日) 国の借金、3月末で781兆円 ・地方合わせて1000兆円

 6月22日サラリーマン増税のことを書いた。その背景は国の借金重圧なのである。財務省は24日、「2004年の国債や借入金など『国の借金』が前年度末比11.2%増、金額で78兆4038億円増の781兆5517億円で、過去最大を更新した」と発表した。国債の販売が好調だったため、05年度に国が必要とする資金を04年度に前倒しして調達したためであるという。国は赤ちゃんも含めた国民1人当たりで、前年度末より62万円増の約612万円の借金をしている。

 この膨大な借金の圧力がさまざまな形で国民の負担となって現れて来る。詳しくは後日のテーマに送るが介護施設の個人負担の増加などはその典型である。6月22日に書いたサラリーマン増税も避けて通れないテーマなのである。悲観的なことのみを書くわけでなく、これが現実なのである。少々の昇給があっても、これらの負担増で正味の所得増は望めない時代なのである。庶民は生活の智慧でこれらの時代を乗り切っていかなければならない。

 手元に正確な資料がないが、田中角栄が政権を取った頃は、国債の発行残高は僅かであった。その後の自民党政権で膨大な借金増となっている。明らかに数十年単位の失政であると思う。少子化で、人がまばらになっている地域で、今でも道路作りが進んでいる。新潟県内で数分に車1台しか通らないような国道がある。このような無駄な投資が借金781兆円の背景なのだ。こんなに借金が増えても、道路特定財源でせっせと道路作りに励むのだから、見方によっては滑稽である。
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癒しの森685                               2005年6月26日  

        ブラジル戦のヒーロー俊輔・大黒様様

 最初は中村俊輔の豪快なミドルシュートであった。30メートル先のブラジルゴールのネットへの先制弾であった。ブラジル代表のパレイラ監督は「ジーコからは、日本にはいいキッカーがたくさんいるから気をつけろ!! と散々言われてきたのだ。その通りだと思ったよ。あの10番(中村俊輔)の弾道を見て、ジーコの現役時代を思いだした」と評価していた。

 中村俊輔と同じく大活躍したFW大黒将志(25)である。なにしろ、ギリシャ、ブラジル戦と2試合連続ゴール。決定力をアピールし世界から注目を集めている。ジーコ監督は「ゴール前でも慌てないのが彼の長所だ。控え組が充実しているわれわれの柱でもある」と。しかし、これだけの活躍を見れば先発に使うことになるだろう。ドイツでの大黒の評価もうなぎ上りのようだ。「大黒こそ、スシ・ボンバーだ!!」と特集を組んだ報道もあったとのこと。大黒の海外移籍は時間の問題だ。

    ・ 大黒の この活躍で 歓喜する ギリシャ、ブラジル 千金ゴール
     










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石田ふたみ