2005年03月12日(土) |
フジとライブドア、提携の可能性も |
今日の全国紙のトップニュースはライブドア関連一色であった。フジテレビへの新株予約権発行の差し止めを求めた仮処分申請で、東京地裁が差し止めを命じる決定をしたことについて、海外メディアは「日本のビジネス界の変化」と評価する見方を伝えている。米ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)は11日、「ライブドアの法的な挑戦は、闘争より合意を好んだ日本の伝統的なビジネス慣行を打破した」と紹介。「日本企業は歴史的に密室で交渉してきたが、慣行を支えた株式の持ち合いが崩れ、法廷を使わざるを得なくなってきた」とし、「地裁決定は日本のビジネス界の変化を示すものだ」と位置づけている。 短絡的な結論であるが、ニッポン放送・フジテレビの経営者が株主を裁くことは出来ないのである。フジの日枝久会長はこれまで「会ったこともない人と提携する気は毛頭ない」などとして、ライブドアとの提携の可能性を全面否定していた。しかし、今回の敗北を受けてフジテレビの日枝久会長は12日、ライブドアとの事業提携の可能性についても言及している。
ライブドアとフジテレビジョンによるニッポン放送株の争奪戦で、フジサンケイグループが「焦土作戦」と呼ばれる企業防衛策を検討しているという。焦土作戦概要はこうだ。ニッポン放送グループの稼ぎ頭である子会社をフジサンケイグループの企業に売却するなどして、ニッポン放送の企業価値を大幅に引き下げてしまう戦略。焦土作戦は、買収対象の企業の子会社や資産を切り離し、あえて多額の負債を負うことで企業価値を下げようというもの。この焦土作戦はニッポン放送の株主に損害を与えることになり、株主代表訴訟の対象になるので実行はできないだろう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森578 2005年3月12日
医 食 同 源
2月25日「食薬一体」と題して書いたが、今日も同様な趣旨で書きたい。 昨日は新発田市の北部の集落に発芽玄米ご飯の炊き方の講習会に行って来た。農村部の5所帯の家庭で白米を止め発芽玄米ご飯を食べることになった。ことの始まりは昨年の10月のことである。毎年玄米を譲ってもらっている70代の御主人が、かなり重い便秘であることを知った。早速、便秘対策で発芽玄米ごはんを食べるように薦める。11月に発芽と圧力釜での炊き方を指導した。それから10日あまり経ってからこの70代の御主人から便秘がすっかり治った旨の電話が来ていた。
3ヵ月後の2月17日、この御主人の親戚がどうしても発芽玄米を食べたいとのことで訪問する。この時初めて分かったことであるが、なんと便秘で悩んでいたこの御主人は、発芽玄米ごはんを1日1回しか食べていなかったのに、それでも便秘が完全に治ったというのだ。まさに医食同源の見本のような話である。農村部での出来事である。この御主人の便秘解消の話が広がり3月11日の講習となった。詳しくは省略するが、口コミで発芽玄米ごはんが広まる気配である。
・玄米の 繊維の威力 まざまざと 感動的な 便秘の解消 (2004年12月12日の再掲)
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