『日々の映像』

2004年07月09日(金) 郵便局で現金紛失21万5346件

 友人の長男が郵便局に勤めており、郵便局の内部の諸問題を聞く機会が多くあった。集団全体の文化の質が低いというのが私の印象であった。それでも今回報道されたような現金紛失が年間で21万件もあるなどはイメージになかった。「日本郵政公社は5日、2003年度に全国の郵便局の窓口業務などで起きた現金の紛失事故が約21万5300件あり、紛失額は総額約6億4000万円に上ったことを明らかにした」(7月8日・共同通信)というのだ。郵便局の窓口業務は金融機関そのものであり、現金の紛失事故が年間21万5300件あること自体が信用問題であり、今後の民営化論議にも影響を与えると思う。ここで現金紛失の内訳を整理してみよう。
1万円以下        204809件
1万円〜10万円未満   10123件
10万円〜100万円未満   356件
100万円以上         12件
   計          215300件

 この現金紛失は2002年度が27万1983件で7億7852万円、2001年度が32万8090件で9億8248万円だった。公社によると、毎年減少傾向にはあるが、依然多額の現金がなくなっている。何故こんなに現金を紛失するのか。公社によると「窓口で貯金を余計に払い戻したり、顧客から預かった現金をどこかで紛失するなど初歩的なミスが多い」というが、預金者で余計に払い戻しを受けた人がはたしているのだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
癒しの森321                           2004年7月9日
          妻の入院と手術

 妻は2003年2月20日に顎腫瘍(アゴ・歯茎のがん)で歯茎とほほの部分の摘出手術を受けた。驚いたことは、手術跡が当日からあまり痛くないというのだ。霊芝がガンに効くことは知っていたので、病状が分かってから手術までの2ヶ月余りお茶代わりの霊芝を飲ませた。後で分かったことであるが「ガンや痛みをともなう病気では、一様に痛みが消えたといいますから、鎮痛作用もあることは確かです」(驚異の漢方:霊芝・東洋医学舎)とある通り、昨年2月の手術後ほとんど苦しまなかったのは、霊芝の効用であったのだ。
 今回の手術は7月7日午後1時から行われ、4時間を要した。腰から骨(15×15×40ミリ)を取り出して形を整え、顎に埋め込む手術であった。翌8日、前回と同じく「痛くないか」と質問する。前回と同じく痛くないという。霊芝の効用は凄いものだ。このことは同室患者さん達に大きな波紋を与えていた。
 これだけの大手術をした妻は、手術の翌日の8日には多くの友人からの励ましのメールを読みながら、メールで返信をしていた。最近特に思うことであるが、良き友人の存在が、人に新たな生きる力を与えるように思う。苦しんでいないことを知った友人・知人が次々に病院を訪れて、さながら病室がミニサロンに変わるだろう。
  
 ・良き友の 励まし受けて 手術室 麻酔が醒めれば メール忙がし

     


 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ