『日々の映像』

2004年06月25日(金) 三菱車火災、5年で61件 国交省まとめ

 大株主の独ダイムラークライスラーが 三菱自動車の経営から完全に撤退することになった。同社は8人いたダイムラー出身の執行役員全員の退任が決まった。今後、現場を指揮する執行役員はすべて日本人に戻り、三菱商事や三菱重工業など三菱グループ主導で再建を目指すという。これだけの問題が噴出していれば、今までの経営陣の延長での再建など出来るものでない。

 三菱車の火災が、5年で61件も発生したという。「1999年度から昨年度までの5年間で、自動車ユーザーらから国土交通省に寄せられた三菱自動車、三菱ふそうトラック・バスの車両火災の情報が61件に上ることが22日、同省のまとめで分かった」(6月22日・朝日から)という。これは民主党の長妻昭衆院議員の質問主意書に基づいて答えたものだ。

政府の答弁書によると、ユーザーからの火災発生情報の主な内容は、99年8−9月にシャリオグランディスが高速道路を走行中にエンジン部が爆発、炎上したほか、2000年5月、走行中のパジェロのエンジンルームから出火したなどなどである。欠陥車が何十万台も走っていることは一つの恐怖である。
―――――――――――――――――――――――――――――――   癒しの森307                         2004年6月25日

                初夏の草いきれ


 早朝の散歩は5月24日から始めたので丁度1ヶ月になる。最初の頃は早足での1時間の散歩がかなり負担になる運動量であった。最近は大分慣れてくると共に、この散歩がほぽ習慣になって来た。昨日はすこし寝坊したので散歩の開始は6時20分になってしまった。いつもの西川の堤防に行くと、晴天に加えて全くの無風であることが分かった。と同時に私の記憶に刻まれている、草の香りすなわち「草いきれ」があたりに充満していることに気付く。

 この草の香りは、夏の山麓に行かないと感じられないと思っていたが、全く無風状態になると草の多い堤防でも感じることが出来るとは新発見であった。草の香りは「草の葉」の呼吸の証だ。呼吸の証というより草が生きている証と言える。目標地点まで行って、同じ道を戻ってきた時は微風が流れていた。立ち止まったが草の香りはなかった。草いきれは微風に乗ってどこかに流れて行ってしまった。
             
  
  ・一面に 草の葉たちの 草いきれ 微風に乗って 何処に流れん
     


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石田ふたみ