2004年02月17日(火) |
イラク:反米勢力の襲撃・自爆テロ |
イラクの一部地域は深刻な内乱状態にあるように思う。反米勢力にとっては、米国に協力する関係者総てが敵で殺しの対象なのだ。昨年の9月ごろから、反米勢力による警察署の攻撃が続いている。米軍主導の行政組織の長もバグダット副市長が暗殺されたように、どれだけ暗殺が続くがわからない。 以前に書いたが、この国の現在の掟は「殺すか、殺されるか」のようだ。 ともかく、昨年の10月29日にも書いたが「戦うことしか教育されていない哀れな若者たち」が無数にいるのだ。バグダッドの西約50キロにある中部で14日、反米武装勢力とみられる50人規模のグループが警察を襲ったという。 このような反米武装勢力が米国などによる占領統治に協力する警察などの治安機関を襲う事件が相次いでいるのだ。今回のような「組織的で規模の大きい集団が正面から攻撃するのは異例」であるという。それにしても、武装勢力は治安当局の施設に拘束されていた約100人を逃亡(解放)させたというから、現警察組織より反米組織のメンバーの方が戦う能力が優れていることになる。 今回の攻撃で50人以上の死傷者を出している。バグダッドでも10、11の両日、警察と新イラク軍を標的とした自爆攻撃が起き、計約100人が死亡している。反米勢力にとって、イラク人の警察組織を弱体化させておけば、自分達は安全だとの計算が働いているのだろう。 ――――――――――――――――――――――――――――――― 癒しの森178 2004年2月17日
長 寿 の た め に
2月15日「百歳まで生きようじゃないか!の会」を作らないかとの提案を受けたことを書いた。その後二人と懇願したが、一番話題になったのは「百歳まで生きようじゃないか」であった。心身ともに健康であることは、誰しも願うことだと思う。
しかし、百歳まで心身とも健康で到達することは実に大変なことだと思う。仮に百歳になっても、自立できているかとなるとこれまた大変である。2003年9月13日に書いたが食事など基本的動作を介助なしで行なえる割合は少ないのだ。
女性の百歳以上 1万7402人 自立できている人 13.6%の2370人 男性の百歳以上 3159人 自立できている人 30.9%の980人
誰しもが一度は訪れる老い・・なかなか厳しい現実がある。百歳以上の人達で、会話をするなど意思の疎通が出来る割合は、男性が58%に対して女性は35%である。百歳になって自立して生活が出来るにはどうしたらよいのか、主に民間伝承(和法)の中から参考になる事柄を、この癒しの森の中に記述していきたいと思っている。
・悠久の 歴史が残した エッセンス 謙虚な姿勢で 学ぶ価値あり
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