2004年01月08日(木) |
主要企業アンケート「良くなる」70% |
地方の建設及び関連企業の不況は凄いものだ。ピーク時の30%前後になっている。小規模の会社は廃業に追い込まれるところが続出する気配である。過日、測量会社の社長と懇談したが、経営環境の激変に困惑していた。
しかし、全国規模の景気動向となると別なのである。04年の日本経済の行方を探るため毎日新聞社が実施した主要企業アンケートの結果が3日報道されていた。その要点は次の通りだ。
1、今年の自社の業績は「良くなる」と答えた企業は70% (国内企業全般が景気に明るい展望を持っていることが分かった) 2、国内の景気が「良くなる」と答えた企業も60%。 (1年前の同じ調査では、景気は「良くなる」と答えた企業は8%しかなかった) 3、今年の自社の業績が「悪くなる」と答えた企業は2%に留まる。 4、デフレ克服にはなお「2、3年かかる」と見ている企業が73%もある。
これはデフレで売上高が伸び悩む中、スリム化で収益を確保する体制だ。これは雇用なき景気回復が続いていることを示しており、雇用の面では厳しい状況が続く。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 癒しの森140 2004年1月8日 記 憶 力 今日も昨日と同じく、講演の準備の一つとして2000年12月31日の日々の映像に書いた「記憶力」の大半を引用しておきたい。
・・・・私は昔から記憶の能力が弱いと自覚してきた。この弱さを証明する根拠は、人の名前がなかなか覚えられないという事実である。しかし、書くという行動があると、鈍い私の脳もかなりの情報を記憶する。今日で、1460回目の日々の映像となったが、手を動かすことがいかに重要なことであるかをヒシヒシと感じている。
脳と心の地形図(原書房・リタ・カータ著)という本を読んだ。『脳にある何十億というニューロンは、100兆もの結合を持っていて、その一つづつが記憶の一部になる可能性を秘めている。だから、人間の記憶能力は、正しいやり方で蓄えられれば無限なのである』(同書P259)
1998年12月31日にも書いたが、情報を得たら先ずメモをする(手を動かす)そして話す(口を動かす)という動きが加わると、完全に記憶として刻まれるのである。途中で手を動かす行動を省略しても、話すという動があればその情報・知識は脳に刻まれる。これらの「動」がいかに重要か、これを深く理解して行動すれば、脳は限りなく活性化していくように思う。ただ聞く、読むだけの「静」に状態では、脳の開発・活性化はありえないのである。
・人間の 脳と呼ばれる 小宇宙 無限に広がる ミクロの世界
|