『日々の映像』

2004年01月06日(火) 昨年の国会議員の逮捕者は

 ここにクイズを出してみよう。「昨年の国会議員の逮捕者は何名ですか」この問題は、或いは答えられる人があるかもしれない。それではもう一つクイズを出そう「2000年から2003年までの4年間で国会議員の逮捕者は何名ですか」これに答えられる人はいないだろう。
 国会議員の逮捕に関することは、ここで何回も書いて来た。いつも思うことであるが、少なくとも立法府の議員なのである。議員として逮捕される条件ぐらいは、徹して学習すべきである。
 埼玉県警捜査二課は12月29日、公選法違反(買収)の疑いで、埼玉8区で初当選した自民党衆院議員、新井正則容疑者(48)を逮捕した。自民党としては、12月6日愛知4区から立候補しで復活当選した自民党の近藤浩被告(42)に続き2人目。2人とも総裁派閥の森派所属である。
 自民党は新井正則衆院議員を「除名処分とする方向で検討に入った」(時事通信から)という。2003年12月6日同じ容疑で逮捕された近藤浩前衆院議員に対し除名処分を内定した前例も踏まえているようだ。自民党は逮捕者が出ると除名処分するだけだ。これらの人たちを自民党公認とした政党幹部の責任はゼロなのか。
(メモ 2000年以降に逮捕された国会議員以下にメモ)
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癒しの森135                             2004年1月6日
           戦争の悲劇は減少するか
 
 戦争の悲劇は減少してほしい。12月31日、増悪と暴力が終焉に向かうことを祈って少々の文章を結んだ。1月3日の深夜、ネットを開いていて偶然高校三年生のサユリさんが書いた2003年2月9日の詩を読んだ。若い人たちが、サユリさんのような気持ちに成ってくれれば、30年後の地球の悲劇は減少すると思った。早速メールを送り日記の大部分を引用させて頂けないかと依頼したところ「私の詩で良ければ、どうぞ使って下さい」と快諾を得たので掲載させていただく。

   今日一日、テレビを見ていて
   色んな映像を目にした。
   被爆に苦しむ子供。
   地雷に苦しむ人達。
   悲しい結末。

   心が、勉強モードになってくれない。
   悲しみと哀しみと、痛みと迷いと。
   そんな感情が、あたしの心で渦巻いている。
   地球が、泣いている気がする。

   戦争だけが道な訳では、無い。
   戦争からは、悲しみしか生まれない。
   なのに、どうして?

   だけど。
   一人一人、みんなで歌えば。
   きっと、世界を動かせる。
   だって、世界って、国って。
   あたしたち、一人一人から出来ているのでしょう?

   悲しみを、憎しみに変えてはいけない。
   悲しみから、笑顔を生み出さなければ。
   私の出来ること
   祈って、歌って、そして、動き出すこと
   何も出来ない訳じゃない。
            
   まずは、想像するコトから始めよう。            
   あなたの笑顔、みんなの笑顔、あたしの笑顔。          
   世界が哀しみに沈む、その前に。
     


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メモ  2000年以降に逮捕された国会議員
2000・06・30  受託収賄容疑で元建設相の 中尾栄一前衆院議員(自民党)
2000・09・04  秘書給与の詐欺容疑で 山本譲司衆院議員 (民主党)
2001・01・16  受託収賄容疑で 小山孝雄参院議員 (自民党)
2001・03・01  受託収賄容疑で元労相の 村上正邦前参院議員(自民党)
2002・06・19  あっせん収賄容疑で 鈴木宗男衆院議員(自民党)
2003・03・07  政治資金規正法違反容疑で 坂井隆憲衆院議員(自民党)
2003・07・18  秘書給与の詐欺容疑で 辻元清美前衆院議員(社民党)
2003・12・06  公選法違反容疑で 近藤浩衆院議員(自民党)
2003・12・29  公選法違反容疑で 新井正則衆院議員(自民党)


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石田ふたみ