『日々の映像』

2003年04月02日(水) イラク戦争・CIA暗殺チーム         

 ホワイトハウスの主は世界の運命を決める。歴代大統領の歴史的決断が語られることが多い。リンカーン大統領の奴隷解放、トルーマン大統領の原爆投下、ケネディ大統領のキューバ危機、ブッシュ大統領は歴史上どう語られるのだろう。

 ブッシュ大統領のイラク戦争と語られるだろうか。もっと辛辣に「ブッシュ大統領の暗殺チーム」という言葉が残るのかも知れない。
 
 米中央情報局(CIA)の暗殺チームがイラクに侵入しているようだ。3月29日のワシントン・ポスト紙によると「フセイン大統領側近を暗殺する命令を帯びたCIAの特殊チームがイラク都市部に潜入、すでに複数の標的を殺害した」(3月29日・読売から)という。

 こんなことが、許されるのだろうか。自分達が悪と断じた外国要人の暗殺指令では、巨大な殺人集団がブッシュ政権と言われてもしかたがない。更に「フセイン大統領本人を暗殺できないか、同チームへの圧力が日増しに高まっている」(同)という。
 
 このワシントン・ポストの報道に対して、CIA、ホワイトハウスは否定の会見をしていない。よって、手軽に持ち歩けるサーモバリック爆弾などを持って、フセイン大統領の殺害の機会を狙っているのだろう。

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石田ふたみ