| 2002年04月11日(木) |
春の珍事(?)阪神7連勝 |
星野タイガースが球団記録タイの7連勝を飾った。なにしろ、開幕7連勝をしたのは一リーグ時代の1938年以来64年ぶりだという。報道を少々引用してみよう。「試合終了と同時に、地鳴りのような歓声が湧き上がる。もはや、阪神ファンは優勝したかのような興奮状態だ」というから阪神ファンにとっては、今年こそ優勝をということになる。
関西のタイガースファンは普通でない。ここが勝ちつづけて優勝をということになれば、大阪のあらゆる商売が盛況になる。例を挙げれば「尼崎信用金庫は、星野監督の背番号「77」にちなみ、優勝すれば金利が7.7倍になる定期預金を3月中旬に発売、4月3日までに約447億円が集まった。」(4月7日毎日から)という具合だ。阪神百貨店では、今月に入って、キャラクター商品が2倍の売れ行きになっている。商品だけでなく、阪神百貨店や阪神鉄道の株価は「年初来の高値を更新」というから、星野監督の采配と選手のがんばりに熱い期待が集まっている。
春の珍事になるのか、このまま阪神が2勝1敗ぐらいのペースで勝ち続けるのか、星野仙一監督の下で再生したといわれるチームの快進撃に夢を追うファンが多い。少なくとも万年最下位の阪神が勝ちつづけることは、プロ野球の人気を取り戻すことになる。
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