| 2002年02月08日(金) |
自殺防止対策有識者懇談会 |
日本は自殺大国だ。昨年は自殺者の数で日本人男子の平均寿命が縮んでしまった。日本の社会は、敗者に対して冷たい。よって、これを熟知している中高年が、この冷たさと厳しさから逃れるために死を選ぶのではないだろうか。 厚生労働省は、標題の懇談会を開いた。この懇談会では「中高年の一番の悩みは『役割喪失』うつ病などの病名をつけられると職場復帰が非常に難しいため、相談に行かない」(2月2日 毎日)ことが問題であるという。その職場のルール(掟)に対応出来ない人は、排除される構図だ。これが怖いから、少々体調がおかしくとも相談に行かない。そして、追いつめられて自殺を選ぶ。この偏見の強さが「自殺防止の壁になっている現実が指摘された」(同)という。日本の社会は公(会社など)を優先して個を押しつぶす構図がある。
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