スバ・ル・クルーゼの日記。


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Date 2007年08月31日(金)
遅ればせながら
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 夏コミ、グッコミともにスペースにお越し下さった方、どうもありがとうございました。
 売り子さまに夏コミ新刊の続きはいつ出るのかと訊かれた方がいらっしゃったようですが、10月のスパークで出しますので宜しかったらお手にとってやって下さいませ。

 事務処理も片付けも終わったので、今日病院に戻って来ました。
 こんなに長く自宅にいると思わなかったので、薬が切れそうだったので火曜はお薬だけもらいに行って来ました。
 病院で知り合った友達でとってもすてきな男の子がいます。恋心とかそんなんじゃなくて、純粋に友達としての関係を築いています。
 それで火曜日は病院の前、夜中の3時頃から3時間半も長電話をして、お互いいろいろで泣いていたから、最初はしみったれていたけど彼持ち前の明るさとユーモアで、喋り捲っていたら朝になり、会話の中で彼はレゲエとかヒップホップが好きだからそんな格好で、いつもおしゃれしていて、私はいろんな格好するよーと言って、ゴシックとか、と言ったら、ゴシックがわからないと言われたのでバリバリの戦闘服(ライブ行くときの格好)で、化粧もばっちりして行きました。
 それを見た彼は、
「あー武道館の前によくいる」
 と納得していました。もうひとりの友達は、いつも入院中だからよれよれのTシャツ姿とかしか見たことなかったから、
「ど、どうしたの!?」
 とちょっと引いていました。
 そんで電話でお昼を食べに行こうと約束をしていたので、ジョリパで一緒にご飯を食べました。
 その彼、お相撲さんくらいの巨漢なんですけど、やっぱり食べる食べる。
 ピザ3枚にコーラ2杯、それからライスコロッケを半分こして、さらにパスタで食後にティラミス。
 私はもう病院食に慣れちゃってるから、久々のジョリパでおいしく楽しくお食事して来ました。
 私が食べたのはパスタと、彼が進めるのでピザを3切れ、アイスティーを2杯、ライスコロッケ1個、彼オススメのティラミス。おいおいいくらなんでも食い過ぎだろ……。
 合計金額は5千円を超えていた……。ジリ貧の私のためにご馳走してくれて、彼の車のバックミラーに掛っているネックレスが何本かあるのですが、私は二十歳の誕生日に母がプレゼントしてくれたテンポイントのロザリオのチェーンを切ってしまい、大事なものだから修理に出したいんだけど、どこに出していいものかわからず、結局そのまま保管されています。ティファニーのロザリオのチェーンも切っちゃって、それはいつかティファニーに持って行こうと思っております。私はティファニストです。安くて可愛いティファニーは大好き。
 話が逸れた。それでその彼の車のバックミラーに掛っているネックレスはどれも千円しなかったよ、と言われ、いいなーと言ったらジョリパからお店が近いと言うので、連れて行ってくれるとのこと。
 クリスチャンで十字架着けてる人、案外少ないんだけど私はもうロザリオ着けてないと落ち着かないのでいつも必ず身に着けています。霊が見えるからお守りと一緒に……。
 そんでそのお店はクレアーズだったんだけど、2、3全円なら買ってあげるよととても気前のいい彼。
「クロスクロス……」
 と店内を一緒に探して、結局5個も買ってもらってしまった。髪飾りも買ってもらっちゃったから5千円以上した。人に喜んでもらうのが大好きだと言う彼、それでも後ろめたい。こんなに買って頂いていいのだろうか。
 それでわざわざ家まで送って頂き、お見送りしようとUターンして戻って来た彼が、近くにいた外国人を指して
「あれ誰?」
 と訊くので、私をレイプしようとした男の父親だよ、と言うと深い憎悪の目でしばらく見詰めていた。
 電話でそのレイプ未遂のことを話したとき、
「同じ男として腹が立つ、許せない」
 と言ってくれたのでそれもあったんだろうな。いつもニコニコ笑っている彼があんな顔をするのをはじめて見た。
 彼と話していると本当に心が洗われます。
「私、歳を追う毎にお母さんを愛してるなぁって思うんだ」
 って言ったら、
「それだけ愛されてるってことだよ」
 って言ってくれた。正直泣けた。
 しかし彼といるともう顎が痛くなるからやめてってくらい笑える。優しくてとっても心の温かな人です。一緒にいるだけで元気になれる。そんな友達を持てて私は幸せです。

 それでね、新たにピアスを空けるのと、鼻のセンターに空けてるピアスが母に大不評だったため、それを隠すピアスがあるんだけど、自分じゃ出来なかったので着けてもらいに渋谷へ行ったのです。そのあと騒動もありましたがそれは面倒だから省く。
 うちは母とふたり暮らしですが、ポストカードをよく投函し合います。
 それでピアス屋の帰り、いいポストカードはないかとハンズへ行ったのです。そしたらなんか盛大にセールをやっていて、アロマオイルもほしかったんだけどあまりの人ごみに吐きそうになりながら、とりあえず偶然辿り付けられたポストカードコーナーへ。そこは空いてたので良かったです。
 そこで1枚のポストカードに出会った。プーちゃんのことを未だに忘れられない私の胸に訴え掛けるその言葉。
『大切だったのなら、
いつまでも留めることなく、
大切に忘れてあげて下さい。』
 ミクシーでも忘れてあげるのが一番の供養だと言われてたので、家のそこかしこにプーちゃんの写真があるけれど、今まで毎日
「プーちゃんただいま」
「プーちゃんリンゴだよ」
 などと話し掛けていたので、夜は夜で、日を追う毎にあの子がこの世からいなくなったことを実感して泣いて、携帯の待ち受け見ては泣いて、そんな毎日だったから、きっともう亡くなって2年も経つのに、それじゃあプーちゃんは安心して天国へ行かれないよな、そう思ってたまにぽろっと出ちゃうけど、話し掛けるのはやめることにした。
 そんでそのポストカードをプーちゃん追悼のために玄関に飾った。
 ときどき思い出すだけでいいんだよ、毎日じゃなく。そうも言われた。
 先生に天国は人間のためのもので、動物はまた別なのだと教わった。でもいつも就寝前の祈りの中で、動物のための天国があると思ってもいいですか、と祈っている。
 愛し愛され亡くなって行った動物の家族たちにも、きっと天国はあると信じたい。

 そんなわけで今日はそろそろ寝ようと思う。

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