スバ・ル・クルーゼの日記。


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Date 2005年04月24日(日)
みほん(※R18)
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「ずいぶんと辛そうだ。レイ、楽にしてあげなさい」
 丈の長い上着をベッドの脇に放り投げながらデュランダルが言う。もったいぶるようにして辿り着いたベッドに腰を降ろして、アスランを見下ろした。
「……はい」
 まだ呼吸の整っていない息で、切れ切れにレイが応える。重そうな身体を引き摺って、デュランダルと並んでアスランの拘束されているベッドに腰を降ろした。
「そんなことは望んでいない! 早くこれを解いて下さい、議長!!」
 アスランは伸ばされたレイの手から逃れるように身を捩って、身体の火照りを忘れようと叫んだ。
「レイ! 君もなぜ黙って言うことを聞いているんだ!!」
 アスランの下肢に伸ばされようとしていたレイの手が止まり、未だ熱っぽく焦点の定まらない青い瞳がアスランの目を射抜いた。
「私はギルのものです。ギルの望みは私の望みでもある」
 レイはアスランへと伸ばした腕を、その言葉どおりまるで忠誠心でも誓うようにデュランダルの膝に置き、迷いなくそう言い放った。
「本気で言っているのか? オレにはとても理解出来ない」
 到底信じがたいレイの言葉に、耳を塞いでしまいたい気持ちになったアスランは、耳を塞ぐ代わりに首を振ってそう呟く。
「理解など望んでいません。辛いのでしょう? 今は楽になることだけを考えて下さい。すぐに良くなります」
 そう言って、レイはデュランダルの膝に乗せていた手のひらを、再びアスランの、まだ熱を持っている下肢へと伸ばした。
「ほら、こんなに辛そうだ」
 手のひらで硬くなったアスランを確かめてレイが言う。
「やめるんだ、レイ!」
 いまさらいくらもがいても、ベッドに固定された手枷が外れることはない。無作為に身体を捻ってレイの手から逃れようとするが、それすらも叶わなかった。無理に固定された手首が再び痛む。
 レイはアスランの言葉など聞こえていないかのように、その着衣に手を掛ける。
「聞こえないのか、レイ!!」
 赤い軍服の前をはだけたとき、そう叫んだアスランの唇をレイが塞いだ。それは口付けと言うよりも単なる口封じに近く、感情のこもっていない口付けだった。
 レイの熱い舌がアスランの口内に滑り込む。固く閉ざした歯列をこじ開けてアスランの舌を浚い、絡めて吸い付く。尖らせた舌先で敏感な上顎を舐め、逃れようとするアスランの舌に執拗に絡み付いた。
 こんな一方的なものは口付けとは言えない、そう思うものの、アスランはレイの熱い舌に口腔を愛撫され、再び身体が火照るのを感じていた。
 アンダーシャツの上から胸の先端を弾かれると、簡単に背中が踊ってしまう。まるで触れられるのを待っていたかのようだとアスランは自分を恥じた。
 小さな突起を指先で摘まれ、転がされるたびに腰が疼いてしまう。もっと、そう感じる身体を、アスランはもはや否定出来なくなっていた。
 なぜこんなことに、繰り返し無意味な問いを自分に投げ掛けては、返って来る快楽の波に押し流されて行く。
 唇を優しく舐めていた舌が去ると、間を置かずにアンダーシャツが捲くられ、今まで布越しに触れられていた部分にレイの火照りの冷めない指先と、同じく熱い舌先が触れた。
「んっ――!!」
 その手慣れた愛撫にアスランは声を殺すことが出来なかった。歯を食い縛っても、喉の奥から喘ぎが漏れてしまう。レイは片方の手で器用にアスランの衣服を降ろし、熱の塊を露にさせた。
「ずいぶん待たせてしまったようですね」
 皮肉のようにそう言うと、レイは蜜の滴るアスランの昂ぶりを優しく手のひらに包み込み、ゆっくりと上下に動かしはじめた。
「あっ、あ……! レイ、なぜ、こんなことを――」
 喘ぎの合間に先刻と同じ問いを投げ掛ける。快楽をほしがる身体とそれを頑なに拒む心、アスランは自分が一体どうしたいのか、もうわからなくなっていた。
「あなたもしつこい方ですね、身体はこんなに正直なのに。言っているでしょう、これはギルの望みなのです」
 アスランの胸から顔を上げて、レイは感情のこもっていない声でそう言った。その表情からもさきほどの恍惚さは消えており、いつもの見慣れた無表情に戻っていた。

 とりあえずこんな感じで。レイとのおセックスが終わって、放置プレイされていたアスランに魔の手が伸びるところです(笑)。推敲前なのでお目汚し失礼。
 延々3Pをしているのですが、いつになっても終わりません。サクサク進んじゃったのでちょっとさぼったー。いつになったら終わるんだ! ヒー。

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