No._ _ _ _ _ _ _ _ _ Date 2003年08月26日(火) |
蜂まみれ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 私の体調不良がきっかけで(決して山奥で療養しましょうなどとと言うわけではない)、先週辺りから引越しするぞと言われてたのです。 もともと今の家には長くいる予定ではなかったけれど、それはあんまり急なのではと思いつつも私が原因なので文句を言える立場にいないため、夏コミ終わってからちょろちょろ家を見に行ったりしていました。 今の家も暑いわうるさいわでひどいんですけど、何軒か見に行ったところもなんだかひどかったのです。 ほんとにここ日本かよとツッコミたくなるような物騒極まりないスラムみたいなとことか、なんか蚊の巣窟でしかないようなインチキジャングルみたいな辛気臭〜いとことか…。 でも今日行ったところはなかなか良さ毛(違う)で、ようやく出て来たまともな物件に新居が決まりそうで一安心。 蜂の巣が2つも出来てたのでそれを撤去する逞しい不動産屋のおじさんをしゃがみ込んで眺めつつ、あーだこーだと物の配置を検討する母と娘。 昔真面目に働いていた頃素で『とろ子』と呼ばれていた私の足では駅から15分かかるけど、なんせ私は現在ほとんどイベントと病院のためしか外へ出ないウルトラだめ人間になっているので、原チャあるからいいですとその辺は己に言い聞かせてみました。 今の家が駅から急いで3分くらいと言うのが良過ぎたんだ。だから高いんだ。2駅離れただけでずいぶん田舎になっちゃうけど、文句を言える筋合いじゃないんだ。部屋が増えるから仕事するとこと寝るとこ分けられていいじゃないか、これで友達呼びやすくなったじゃないか(言い聞かせ中)。 9月の全国大会を控え、新刊出したい私は2週間以内に引越しするとか言われて本気でかなり青くなってるんですが、いくらなんでもそれはと思いつつ、抗えない運命なのでしょうかと涙目になってみたり。 一階に住んだことがないので女の二人暮らしと言うのも手伝ってそれがちょっと怖いけど、そう言えば間取りも日当たりもコンセントの数もいいけどものすごくいやなことがひとつあるのです。 そこの住所を見たら元彼の家の近くでした。どんくらい至近距離なもんかを地図で確認しようにも相手の住所などわかりゃしないのですが、勘と思い出を頼りに確認するのも怖い。 4年も付き合ってたわりになんであんなのと付き合ってたんだろうと若き日の自分を疑問に思うその元彼。 まだ実家にいたらいやだな。うっかり遭遇していろいろ返せって言われたらどうしよう。7年も前のことだから時効かな、そんなもん全部売っぱらったよばーかって言って原チャで逃げてもいいかな。 うう、今でもはっきり思い出す吉田戦車の漫画みたいなあの顔、ほんとに会いたくないよ……。 蘇ったいやな顔を忘れるために、現在もっとも気になる下らないこととしてうちのたにしについてちょっとだけ。 いつだったか母親が買って来ためだかと一緒にこっそりやって来たちっさいたにしが、目を瞠るほど日増しにどんどんでかくなりあれよあれよと言う間にたまごをぼこぼこ産んだのです。 孵ったのは一個だけだと思ってたら、いつの間にか現在4匹に。母(?)たにしの動くスピードは尋常じゃなく、ばかだから湿気の多い日は水槽から脱走して出窓を這っていたりします。もしかして水陸両用?でも水がなきゃだめだろうからズゴックみたいな感じかしら。そんなたにしやだな。 どんどん増えて行くたにしに脅威を覚えつつ、泳いで浮上しめだかの餌をも喰らうやつらの根性にびびっています。 たにしが泳ぐなんて知らなかった。あの生命体は浮いたり沈んだり自由自在なのですね。たにし、その命強く逞しく。NHKの自然番組のタイトルを目指して。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - |