No._ _ _ _ _ _ _ _ _ Date 2003年06月29日(日) |
ぼくらうくん。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
らうくん劇場でした。 売り子ショットはいくらなんでも撤収作業中に撮りましたよ。お誕生日プレゼントにいただいたの。もちろんはじめっから仮面付きです。ものすごい嬉しかったので、とりあえずらうくんの股間を揉んでみた。 らうくんはパウダービーズなのでとてもむにむにしていて心地よいです。一番最後の画像はかえるのフォトスタンド(?)みたいなので、仮面さまが入っていた。怪しげに首が揺れるところがポイントです。 前に同じ種類のちっさいのを見たときは、中に入っていたのは普通に彰だった。あのかえるを見るとつい買ってしまうのだそうです。 出来ることなららうくんに『ぼくのおしりにプーさん』の紙おむつをはかせたい。子供用ブリーフでもいいけど、どっちにしろそれをやったら引き返せない気がします。悩む。 ほかにもでかい方のハロやらいろいろいただきました。どうしたのですかAさん。どうもありがとうございました。 帰りにデニーズに行ったとき、丸出しで車の中に置いてったららうくんは淋しそうでした。車のオーナーBさんは嫌そうでした。 今日はどうもありがとうございました。主に立ったり座ったりしてただけなのに、なんだかとても充実していました。楽しかったー。 でも初対面の方とお話しているとき、うっかり仮面の種がほんのちょっと弾けてしまったので引かれていないか心配です。仮面さまに関しては感情を抑えられないんです。すいませんでした……。 なんて言うかほんとにまた舌の根も乾かぬうちにあれですが、帰りの電車で30分位ずっとフラディアのことを考えておりました。いや、正確にはフラチワだ。 だってもう眠いし疲れたしソフト開いて新しいページ作るの面倒なんだもん!でも今書きたいんだ!! 反転してたらもうばればれだよ……。明日時間があったら書き直して犬小屋に放り込みますから許して、きゅ〜ん。 迷い犬 気が付いたときにはもう手遅れだった。右も左もわからない、見知らぬ景色が広がっているだけ。 頼みの綱の方向感覚は空腹に負け、わずかに残っていた集中力も奪って行く。慣れていたはずの孤独感は、乾いた強風に煽られたからだ中を支配した。 追っていたはずのイザークの匂いなど、乾きかけた鼻をどんなに地面にこすり付けてみてもどこにもない。忍び寄る寒さとともに募る漠然とした恐怖が、おれの歩調をゆるめていた。 「どうした? 迷子か?」 うつむいたまま途方もなく歩き続けた広大な砂の上に、大きな影が現れおれの前に立ちふさがる。人間の気配にも気付かなかったことを情けなく感じながら、おれは精一杯の虚勢を張って、小動物を捕えるくらいしか出来ない牙を出して唸り声を上げた。 「チビのくせにおっかない顔するんだな」 牙を剥くおれにひるむ様子などまったく見せずに、男は屈み込んでおれを見下ろしている。穏やかな低い声で言った男が、青い瞳を細めて微笑むのが見えた。 「こんなところにいたら食料にされちまうぞ」 力んでいた尻尾の力が抜けたのは、この笑顔のせいだったろうか。 緊張のゆるんだ一瞬の隙をついて、男はおれの腹を両手で抱える。逃げようと思ったときにはもう、しっかりと男の腕の中に抱かれていた。 「ちゃんと首輪が付いてるってことは飼い犬なんだろ?」 その腕の中で小さく唸り声を上げたおれの頭をなでながら、男は落ち着いた声で優しく言った。 「おまえみたいなやつがいなくなったら飼い主も淋しがるだろうけど、今日はもう危ないから明日帰れよ」 無遠慮におれの頭を掻き回した指は、よく知っている細くて白いイザークのものとはまったく違っていた。抱き上げられたときの目の高さも、からだを包み込む腕の逞しさも違う。 「きゅ〜ん」 不愉快だと感じなかったのはなぜだろう。甘えた声を出した自分を恥じてみても、抵抗してこの腕に牙を立てる気にはなれなかった。 「よしよし、すぐ飯食わせてやるからな」 おれの飼い主はイザークだ。この男のチワワじゃない。 わかっていても強く背中を押さえる手のひらの与える安堵感に、伏せていたはずの尻尾が左右に動いてしまう。 もうだめだーねむいー。それにしても私、チワワじゃないディアッカを書く気はないのかなぁ…。フラディアはいいなぁ……。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - |