1週間ぶりにカレにあった
少し居酒屋で飲んだ後 海の見える公園へ行った
居酒屋ではお互い何もなかったように 過ごしていた
公園でカレに抱きしめられ キスをされた途端に 柄にもなく涙が止まらなくなった
『心配したんだよ本当に・・』 「ありがとね。。どうしても今日会って こどもは大丈夫だよ!って言いたかった 自分のせいだって気にしてるんじゃないかと ずっと思ってた」 『ううん。でもパパを返してって言われたみたいで 辛かった』
カレが大変な中で ワタシの事を気遣ってくれる時間が たとえ、一瞬でもあったのだとしたら それで 十分だと思った
楽しかった夏が ずっとずっと昔のことのように感じるほど この1週間が長かった
カレは何もかわっていない
「ごめんね、泣いちゃって」 『いいさ、嬉しい涙だし・・』
久しぶりにカレの香りに包まれて 夜風は秋のように寒かったけれど 心もあふれる涙もあたたかかった
|