ロング缶6本とカップラーメン・おにぎり サンドウィッチを買い込んだ
月の権利書を見た彼は 二人の並んだ名前を1番喜んでくれた 「ほんとに嬉しいと思ってる?」 「本当さ〜」 「いつかずっと離れてしまっても 月をみたら思い出してね」 「おお!」
「なんかさ〜・・・」 何か言いにくい事を言うのかと身構えた 彼は気にしていた 私が金銭的に負担していることを 「これでも 一応カッコつけてるわけよ」 「だから逢いたいと思っても負担かけちゃうから 遠慮しちゃうんだよね」 「でももういいや・・ ○○さんの前でカッコつけてもダメだから 遠慮しない〜」
彼は会社でキスでもしている所を 誰かに見られたりしたら きっと私が会社を辞めちゃうだろうと思っていた だから時と場所をわきまえようと思ったと言う
たっぷり飲んで酔っていた ストッキングを破りたいという彼の希望を 叶えた ベッドに倒れこんだのが何時だったのか 潮吹き新記録を達成してしまった 横になる場所がない程の冷たさに また二人で笑った
「俺のもの」と言いながら たくさんのキスマークをつける彼がいとしかった 他の男には会わないよと 約束したような気がする
ふと時計をみた彼は「もう帰れない」 家にメールを入れている
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