ピンクリボンフェアが、鹿児島でスタートしました。 まずは特別協賛いただいています山形屋さんのご協力のもと、 ピンクリボングッズと、ピンクリボンツリーの展示開始! ドキドキしながらのスタートでしたが、そんな心配をよそに ツリーはどんどんピンクに染まっていきました。 皆さんが手にとって、リボンを結んでいってくださる様子に ただただ感動のうずなのでした。
昨日、今日とマイクを通していろんなことをお話しました。 「ピンクリボンとは、乳がんの早期発見、早期治療のシンボル マークです。乳がんで悲しむ人が一人でも減りますように・・ そんな思いを胸にここへやってきました」 「日本人女性の23人に1人が乳がんにかかるといわれている時代です」 直接、自分の声でピンクリボンを知らない人たちに、伝えられること。 そんなことがとっても幸せに感じました。
単純に・・・ピンクリボンを結んでもらえる行為それだけで 涙が出そうな私です。
結んでくださったたくさんの方々、本当にありがとうございます。 10月10日までは、同じ場所にツリーはあります。 どうぞいらしてくださいませね。 www.pinkribbon-k.jp
さて・・ここでひとつ。書いておきたいことが。 今回事務局担当として、いろんなところへ走り回りましたが、 心にズシンときたことがありました。
私が告知を受けた病院と、治療を受けている病院は違います。 告知を受けた病院の外科には、一度も行ったことがありませんでした。 告知を受けてから、2年が過ぎ・・・ 今回、その場所にピンクリボンツリーを設置したいただくことが決まり、 自らピンクのリボンを持って、伺いました。
久しぶりに見る風景。 いろんなことを思い出しました。 あ・・ここで母親と待っていたな・・優生のベビーカーここに あったな・・ 母親、ここで泣きながら父に電話していたな・・ ここでご飯食べたな・・・ 2年前の4月11日が蘇ってきました。
そうだ。ここからすべてが始まった。
告知を受け、ひきこもり患者から抜け出し、 患者会で働き出して、そしてピンクリボンのお仕事をすることになり・・
あれから2年半が過ぎ、今同じ場所に立っている。 ピンクリボンを手にして。
自分の『運命』を感じました。
今の私は、この場所から出来上がったものです。 告知され、次に来たときに手にしていたものは ピンクのリボン。
ツリーにリボンを結んでいたら、患者さんが話しかけてくれました。 「もうツリーが出るんですか?」 「いいえ、これは乳がんで悲しむ人を減らそうという思いを込めた ツリーなんです」 小さいお子さんを連れていた若い女性に、自分も乳がんをしていること を伝えました。 真剣に聞いてくれた彼女は 「そんな大病をされたのに、こんなにお元気だと励みになりますね」と 言ってくださいました。 検診の話も聞いてくださいました。 ありがとう・・・ありがとう。
ツリーを設置して、帰りながら なんだか自分が少し誇らしく思えました。 私がしていること、やっぱり間違っていない。
今回、イベントが始まって、やはりピンクリボン運動は絶対に 必要なことだと感じました。 絶対に。 きっと・・イベントが終わるまでに、うずは、 何度となく涙があふれそうになることだと思います。
こんな場所を用意してくれたみんなに心から感謝します。 ありがとう。ありがとう。
***************** うず作ピンクリボンのクマちゃんぬいぐるみ・・・実は売れました! 一匹だけ作っていったのですが、親子連れの方が どうしてもほしい!譲って!と言ってくれたのです。 もう、ありがたや〜ってことで500円でプレゼントしました。 寄付金にさせてくださいね。ありがと。 また作らなくちゃだわね(笑) *****************
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