2004年09月21日(火) |
とても重い・私の思い |
うまくいえないけれど、 人間の命はとてもはかなくて。 とてもせつない日になった。
笑っていても、心で泣いている。 そんな日になった。
ここからは、友人との別れの話です。 読める人は読んでね・・・
今日、友達が旅立ったことを聞きました。 私がそもそも「友達」と呼んでいいのかもわからないくらい 短いつきあいの彼女。 数ヶ月前までは元気にしていて、私の苦労話を聞いてくれて 「うずさんも大変だったんですね、いつも明るいから わからなかったわー」と笑ってくれていました。 能天気に振舞う私を見て、 「人には本当、役割がありますよね。あの方はただじっと 私の話をウンウンと聞いてくれる。そしてうずさんは、 大丈夫よ〜今を楽しまなくちゃって明るくしてくれる。 人はほんと、役割がありますね」そう言ってくれました。
ここに、彼女のことをたくさん書きたいけれど、 どうしても書けないこともいっぱいあって・・もどかしいけれど。
ただただ・・帰りの車の中で彼女の笑顔を思い出すよう努め、 泣かないように、こらえたけれど。 やっぱり涙があふれてきて・・。
生きている限り、この世に生を受けたからには いつかやってくる別れです。 それが早いか遅いかの違いかもしれないけれど、 やはり人と離れるのはさみしいことです。
あの・・手のぬくもり。背中のぬくもりを忘れません。 「ありがとうね」と言ってくれた言葉を忘れません。
そして、今日あらたに 「こんな思いはもうしたくない。 そしてこんな思いを、みんなにさせたくない。 家族にさせたくない」。 そう思いました。
私があの日から胸に誓った、ピンクリボンの思い。 原点はここにあります。 ただの流行に終わらせたくない。 本気でやりたい。そう思いました。 去っていった仲間たちのこと。 彼女たちがこの世に残る人たちに伝えていったこと。 ピンクリボンは、健康な女性たちだけへのメッセージではないと 思いました。 旅立っていった仲間への思いがあります。
私が乳がんになったのにも、きっと意味がある。 これを読んでくれているあなたが、乳がんになったのにも きっと意味がある。 そして乳がんではないあなたが、これを読んでいることにも きっと意味があるのだと思います。
それぞれの場所で、やるべきこと、やってください。 そしてやりたいこと、やってください。 後悔のない人生なんてないかもしれない。 でも、その後悔がこの世に別れを告げるときに ちょっぴりでも、「ありがとう」の思いに変わるように。
はあ・・何だか今日はとても・・・ こんな感じです。どんな感じだー・・
こんな夜を過ごしていても、朝日はやってきます。 うず。
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