MOTOYANの日々題
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2022年02月19日(土) |
まぼろしのホームランがなくなる |
高野連が甲子園大会での「継続試合」導入を検討していることが明らかになった。野球は屋外で行うので天候に左右されることがある。試合途中で降雨によってゲームができづらくなり、中断・中止もあればコールドゲームで試合成立もある。 長い歴史の中でも雨という野球に関係ない理由で降雨コールドで敗北したチームも多い。しかも舞台が甲子園なら不完全燃焼という結果が残る。点差によるコールドゲームがないのが甲子園だ。地方大会は、5回10点差、7回以降7点差というルールがある。9回まで行えば逆転の可能性も十分あるのに試合進行が優先されている。 メジャーリーグには「サスペンデッドゲーム」が存在する。試合成立(5回)後に天候などの影響でゲームが続けられなくなったら後日にその続きからゲームを再開して決着をつけるというシステムだ。 高野連はサスペンデッドではなく「継続試合」を導入しようとしている。その違いは、試合成立(7回)以前でも適用されるのでまぼろしのホームランとか投球数制限に対する無駄な投球がなくなる。1回でも8回終了時点でも適用されるので1イニングで終わることもあるかもしれない。 また、飛ばない金属バットへの転換も発表された。打球速度を抑えることで守備側や観客席への安全配慮だそうだ。それでも飛ばしたいのが選手だから、ますますパワー野球が助長されるのではないだろうか。バットは、木製か竹製に限るとした方がよい。日本中にはびこる孟宗竹の使い道も出てくる。 バットの規制が変わるたびにバットメーカーへの配慮ではと思えるのだが?
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