2002年06月01日(土)  夏が来れば思い出す〜♪


…ってな感じで、土日の連休で尾瀬へ行ってきました!
群馬だか新潟だか福島だかわかんないトコにあるんだってー。(笑)
金曜の夜11時には父母と車に乗り込み、尾瀬近辺到着が朝3時だったそうな…。(寝てただけの奴。)
ホントは妹氏も連れて行かされるハズだったのですが、(笑)
相当な山嫌いで断固拒否し、愛犬さんといっしょに一人留守番になったらしい。
私はむしろ「たまには山もイイよねー」と思う派なので、のんびりついてきました〜。

朝6時に出発して、湿った木道で何度も滑りそうになりながらも歩き歩き…というか、
尾瀬は山のくせに、『行きが下り』というめっずらしいトコらしいです。
当然帰り道は上りなので、ある意味憂鬱です。(笑)
1時間ぐらい歩くと、山小屋があって、そっからはずー…っと、平坦な湿原の木道で、
景色もすんごくいい上、水芭蕉がステキに咲いてて、
「あぁ、天国ってこんなトコなんじゃないのかなぁ…。」とか思うくらいで。

"地とう"っていう、池みたいなのがぽちぽちあるのですが、それもまた不思議でして。
イヤ、口じゃ上手く説明できんのが歯がゆいですが、ちっさい池なのに、すごい水深あったりとか、
急にガクッと落ちてるような地形と言えばいいのかなァ?こう…凹っと。
そこにカエルがいっぱい棲んでるみたいで、地とうの周辺行くとカエルの合唱で、
カエル探したんスが、見つかるのは一瞬トカゲと見間違った(笑)イモリばっかで。
声は聞こえど姿は見えず…。(何かくやしい。)

あと、さすが尾瀬ってぐらいに人が!!多いんですってば!!
でも大抵がおばちゃんかおじちゃんで、山の高齢化はやっぱ深刻なようです…(笑)
私と同じぐらいな歳の人は数えるぐらいしか居ないっつーか…。(もしくは若すぎるガキんちょぐらい。)
でも、その異常なまでの人の多さに木道渋滞になったりとか、マナーの悪い輩が
草花を踏み潰しまくったりとか、川にお金投げ込んだりとか(嗚呼、日本人。/苦笑)
そんな感じで、少々複雑な気分です。

尾瀬って結構お手軽に行けるのに、風景はすんばらしいし、水芭蕉もキレイだし、
…なんだけど、いつの間にやらそのお手軽さのお陰で、
水芭蕉は『高嶺の花』じゃなくなっちゃったんだよなぁと。
だからこんなに踏まれるようになっちゃったのかなぁ…と思うと寂しいモンです。

あ、あと山小屋の展示室(?)みたいなトコにあった、オコジョの写真が超プリチーでしてッ!!(笑)
夏毛なので茶色いんですが。(白いのは冬毛だよなァ?)
うっわ、ナマで見てェー!!オコジョさーん!!とか、普通に思ってしもたヨ…。(妖しい。)
あと見つけた動物はー、トンビとカラスが縄張り争いかなんかでケンカしてたりー、
ツバメが山小屋にいっぱいいて、巣作ってたりとかー。
意外と都会と変わらんない生き物も生きてるんだなぁとか思ってみたり。
やはり人がいっぱい入るからだろか…。

木道をガーっと適当に一周歩いて、その後帰りの上り坂をヒィヒィ登って、
帰ってきた頃には、やっぱヘロヘロで、車内でぐっすりでした。
木道がいくら平坦といえど、やっぱ距離あるもんなァ…。

また行きたいなぁと、ちょっぴり思いつつ。
今回みっちり文章で、読むの絶対疲れるよなァと他人事のように思いつつ。(いつもですがな。)





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