詩

マシンガンが鳴る 2009年05月20日(水)

地上には歌が溢れてて
さあ、どうぞ！
と　肥満した笑い
早急なリズムとテンポ

耳を塞げない
口を開くだけ
だらしなく下げられた腕
掴めない　リズムとテンポ

爪を剥げ！
歯軋りをしろ！
髪を抜け！
首を切れ！

わわんわわんわわん
耳鳴りがする

罪を犯したものには罰を
生きるものすべてには自由を
全部おんなじリズムとテンポ

最終の音がするまで待つのか

旗の先の風が揺れている
あとは先陣を切るだけ

熊野
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