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ゴミの王冠 2003年02月24日(月)

気付いたら
私はまるでゴミのようで

気付いたら
彼女は私を踏んづけていた

私はたぶん
彼女の綺麗な靴でもなくて
彼女の踏む高級絨毯でもなくて

ただの
ただの
この下のゴミ

知らなかった
知らないふりしてた

彼女は得意な顔で
こっちを見てる

ああ
また
私を踏み殺すのか

認めるのは嫌だった
認めるのは怖かった
成り下がるのはごめんだった

それでも
私はわかり始めていた

ゴミです
そうです
私はゴミです

生きてる私はゴミのようです

だったら
死んだら私は
お姫様にでもなれると言うの

彼女を踏み返せると言うの

私の爪先には
まだ王冠が
引っかかっている





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熊野
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