徒然花茶
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'05.7月より徒然花茶(雑記)をblogに移行しました。
2005年02月04日(金) |
ブラックホールから着物発掘 |
あっちこち小さな穴があいているんだけど、家にいるんだからいいや――気づかぬふりして着ていた普段着の着物を、あらためて陽にかざしてみたら、あっちにもこっちにも気がつかなかった穴ボコが…。
うーむ……。 臙脂色に薔薇の織り柄という珍しい柄なのでお気に入りなのだけど、祖母の若かりし頃の持ち物だけあって、さすがに寿命かもしれない。
でも、台所やったり、洗濯したり、仕事(図面描き)したり、裾を端折って風呂掃除までするための日常着はあまり持っていない。
そこでブラックホールを開いてみた。 このブラックホールの名は、専門用語で茶箱ともいう。 母や祖母や、ひょっとしたらもっと昔のものも混じっているかもしれない、つまり、なにが出てくるか分からないという禁断の玉手箱だ。
確か、もう自分の好みに合うものは引っぱり出して、残っているのは「あと20年もしたら着られるかもしれない」という地味目なものだけのはずだけど、ひょっとしたら……の皮算用。
妥協しつつ、発掘しましたとも!
深い緑の紬…。おまけに、ほとんど着ていないみたい。 やっぱりかなり地味目なので、半襟にちょっと明るめの色柄を持ってくればカナシクならない、かもしれない。 考えているのは明るめの臙脂色とか、金茶色。 さっそく半襟屋さんにネットで注文しちゃったけど……合うかなぁ。
基本的に半襟は白系のちりめんかふくれ織りを愛用しているので、色柄ものはちょっと楽しみ♪
穴ボコ着物は今度写真に撮っておこう。んでもって、たぶんもう少し着るな……。
だって、お気に入りなんだもん。
■更新情報 快楽読書倶楽部>迷夢書架>> 「ニッポン泥棒」大沢在昌 「贋作天保六花撰(うそばっかり えどのはなし)」北原亞以子 「蒼き影のリリス」菊地秀行
一言覚書>> 「闇の恋歌」菊地秀行 「ヤング・ヴァン・ヘルシング 1-2」井上雅彦
今月も吸血鬼月間継続中…になりそうな予感。
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