徒然花茶
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'05.7月より徒然花茶(雑記)をblogに移行しました。
仕掛人の梅安さんに憧れてしまって(本気にしちゃイヤだ)、黄八丈の着物が欲しい〜。 黄八丈っていっても、お江戸のおきゃんな町娘が着るようなまっ黄々ばかりじゃない。 基本は「黄」「樺(かば)」「黒」+「白」で織り上げられていて、かの梅安さんもご愛用の殿方用もある。 大島にも似た渋い光沢としゃっきりした独特の手触り、それでいてさり気ないチェックとか縞が主体(たぶん)。 いつか大人になったら手に入れようと、実は密かに握りこぶしを作っていた。
ところで過日、とある店を覗いてみたところ、黄八丈の帯というものに遭遇――黄八丈に帯があるとは初めて知った。 深ーい山吹色(金茶かな)に茶がかった黒の小さな市松……ついでに一目惚れ。 ただし、お値段もいい。着物の反物よりはマシだけど、お小遣いでちょっと買うにはむむっ、てお値段。
すてきー。 紬の着物なら何でも合いそうだし。 いいなあー。
でも、よだれを垂らしながらも踏ん切りがつかなくて、撤退。
それから一月余り……その帯が脳裡から離れない。 しつこくしつこく悩んで、再度その店に足を運ぶ。 内心、売れちゃってれば諦めがつくよなーって、ある意味で他力本願。
……売れていなかった。
これはもう、私のために残っていたに違いない!←思い込んでいる。 年末商戦で20%OFになってるしっ。
買い!!
ダイヤモンドもブランド物のバッグも我慢するわ←欲しくもないけど(笑)。
これを締めて針を咥えれば、 おおっ、立派な仕掛人になれるってもの。
出来てくるのが楽しみ〜……来年だけどな。
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