皮の裏側
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2004年07月12日(月) 和食と洋食


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「立ち食い」と「立食」

音読みと訓読みでこれだけ内容が違う言葉も珍しい。

まず頭に浮かぶのは、「立ち食い」といえば、駅のそばやだが

「立食」となるとバイキング形式の宴会・パーティとか。


これを逆に捉えるとどういうことになるのか。

「立食のそばや」・・・多少上品そうに見える。カウンタだけでなくテーブルもあるような店かな。


「立ち食いのパーティ」・・・バイキング形式というよりも屋台が並んでる感じ

屋台のそばやとかおでんや、すし屋の雰囲気


ここまで書いて気づいたのだが、「立食」というとなんだか「洋風の食事」を想像して

「立ち食い」というと蕎麦とかおでん等の和食を想像してる。

あくまでも俺の頭の中の話だけど。

元々、日本の文化(←輸入元はインド経由の中国かもしれんけど)だと

「和食→畳→座って食べる→立って食べるのは行儀が悪い」なのだが

「洋食→パーティ→バイキング→立って食べても違和感なし」という感覚もある。

まあ、「正式な洋食」は当然席順やらフォーク・ナイフの使い方を始めとしてマナーに細かいんだけど。


そして最初に戻って「立ち食い」と「立食」を比べると

耳に聞こえる感覚(+頭の中の想像、過去の経験を含んで)からいうと

「立食」の方が上品に聞こえてしまう。

まあ、決して洋風の方が優れているというわけじゃないけど

たかが「音読み」と「訓読み」の違いだけでいろいろあるんだな〜と思った。



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