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江國香織の日本語はとってもきれいだと思う。
別に普通に印刷された活字なんだけど。
例えば、
 小さな食卓をととのえながら、私の孤独は私だけのものだ、と思った。しゃくりあげつつお箸を揃え、おしょうゆつぎをだす。山のように刻んだねぎをおみそしるにどっさり入れて、冷ややっこにもどっさりかける。あしたになったらすっきりした顔で、何ごともなかったみたいに会社に行ってみせる。大きく深呼吸をして、私は泣きやんでからごはんを食べる。

つめたいよるに 「ねぎを刻む」 江國香織
っていう文章がきれいだ、と思う。
なんでだろう?日本語の漢字とひらがなのバランス?
でも、この人の小説はいつもそうだ。
あたしはそのことばをもう1回読み返してしまう。
そんな響きがある。
そしてあたしの好きな作家のひとりだったりする。

わしらは最近、ごはんを食べるのに二時間もかかりよる。いれ歯のせいではない。食べることと生きることとの、区別がようつかんようになったのだ。



ーー謎のエロ兄ちゃんよりーー

意味わからん・・・・・・(-"-;)
2001年06月20日(水)

PINEAPPLE JUICE / ミル