バビロンまで何マイル?
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2009年09月02日(水) |
女の子と野郎共とともだちと。 |
今日は早起きしたので「レディースデー3本立て」を自ら企画。
●「女の子ものがたり」 サイバラの漫画は大体網羅しているはずなのですが、何故かこれだけ読んでなかった。「営業ものがたり」を読んで満足しちゃってたようです。 あの方は本当は不器用な人なんだろうな、とテレビでコメントしてるのを見たり、最近の作品を読んでいて思っていたのですが、昔からそうだったのかな、と。でもまあ、この作品はサイバラさん自身の経験(高校でヤンキーやってたこととか)とかの話を上手く組み合わせて作ったのかな、とも思った。 原作読んでみようと思います。なんか最近のはうちらみたいな一人もんには遠い話ばっかりだけどな。
高校時代の3人組が本当にきれいだった。板尾さんていい役者になったなあ。「ぼくんち」見たときはサイバラさんがどこにいるか分かんなかったけど、今回は一発で分かって嬉しいw
●「南極料理人」 「女の子ものがたり」とちょっと時間がかぶって、始まってすぐに入ったんですがえらい混んでてびっくり。しかも年配の人ばっかりでまたびっくり。こんなの「おくりびと」以来だ。 南極の奥の方、ペンギンもアザラシもいない極寒の地で家族を残して野郎6人で1年間の勤務。そりゃケンカもするし、引きこもりたくもなりますわな。そして食事がいかにモチベーション維持のために大切かも。 そらまーウマそうなんですよ、出てくるものが。でかい肉のかたまりに直接油かけて焼くローストビーフ、今ダイエット中で野菜ばっかり食ってたからほんっとにおいしそうだった。
最後のワンシーン、たぶん10分ほどアドリブなんだろうな。生瀬勝久さん始め器用な役者さんばっかりだからできるような気がする。 自分の中では「食べ物が出てくる映画」ベスト1は「刑務所の中」だったんだけど、同着でこれも入れとこうと。
●「20世紀少年 最終章 -ぼくらの旗-」 原作は2回読んだ(集めてなくて漫画喫茶で読んでたんだけど、途中で間が空いたので)し、映画も見た。だから原作で誰が「ともだち」かも知ってたんですが、それでもやっとあの結末は「あ、ああ…そういうことなのね」と。 今回は作者が音楽監修してます。浦沢さんらしいなあ。
学校帰りの高校生とか来ていて、行ったシネコンで一番大きな劇場だったんですが、唐突に終わったあと「何?わけわかんねw」の声続出。テレビで見ただけだと分かんないんじゃないかなあ。
この時、後ろの若いお母さんと子ども二人がねえ、もう。 お茶の間感覚で見てんじゃねえええええ!!!! なんかもーうるさいのなんの。ふつーに喋ってます。
「ともだち」が「人類はたった一人の女性から始まった」って言うところがあるんですが、
子ども「一人の女の人って誰?」 母親「わかんない(キレ気味)」
(´Д`#).。oO(『ミトコンドリア・イブ』だっっ!そんなことも知らんのか!!)
…知らんよな、普通(苦笑)。 自分だって「パラサイト・イブ」から始まって、竹内久美子やドーキンスに流れ着いたの、今の仕事についてからだしな。
今日のまとめ。 女友達と行くなら「女の子ものがたり」、男女問わず仲のいい奴と一緒にもう一度見るなら「南極料理人」、ヲタ仲間だったら「20世紀少年」(原作未読ならテレビでやるまで待て、と言います)てとこかな。
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