書きつけた一片がかさこそと音たてる欅の落ち葉のように思えたけれど舞い落ちる葉を受けて集めてあそぶ母と娘のCMを見てあぁこれだと思ったどんぐりの林かもしれないブナの森かもしれない深く降り積もっている落ち葉たちはかさこそでなくふかふかしている深く深く積もっていてそれはあたたかな想いの重なりに見えた決して価値のない終わったものではなかった自分の書きつけもそうなんだと