消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1920年10月04日(月)

風で髪からひとつぶ汗がとんだ

気をつけていたのに

黒のバッグに小さなまるいしみ

あぁ こんなことなかったのに

暑いなぁ

汗で終わるのかな

ほんとに汗と涙の物語になりそう




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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