消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

1st    index         new


1920年08月03日(火)

疲れてくると

時間だけが過ぎてゆき

景色なんて目に入らず

気づけば眠る事も忘れて

夜風を待っている


ねぇ もういいよね

どうでもよくなってきたの

神経質になることないって

そう思えるの

こんなに考えたのだから

後はもうどうでもいいって

受けいれるだけでいいって


全部終わったら

蛍に行きましょう

いっぱい花を買いましょう

緑の中に飛び出したいの

自分の足で速歩したいの

ここを離れるのはさみしいから


ここを大好きなの




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

* * * * * * * * * * * *        
* * * * * * * * * * * *        

− ささやかに −          

*  **  ***  ****        

日付は通し番号として記しています         


 *