+--- Cinema Memo ---+


■ ちょっと前の感想(wowwowから) 2005年03月06日(日)
これ、以前テキストに残していてUPしてなかったみたいなので一応、メモとして…
ちょっと前のものばかりですがwowow放映作の中から。

・愛しのローズマリー
「スクール・オブ・ロック」を観て以来、すっかりジャック・ブラックのファンになってしまった。周囲がまるで見えてない熱血(勘違い)野郎をやらせたら天下一な人だ。面白かった。三年前の作品だけど、グウィネス・パルトロウもこんなある意味体当たりな役柄をよく引き受けたものだ。

・カメレオンズ・リップ(舞台録画)
キャストが好みで見てしまった。美しく歪んだ世界で面白かった。

・CUBE2
1の方は残念ながら見逃してしまった。映像はとっても面白いけれど、わりと途中からネタとオチが予想(バレたのではない、あくまで予想)できてしまった。

・ゾルタン☆星人
ビルとテッド以来、久々に愕然とするような大バカ映画(褒めています。)アシュトン・カッチャーは頭の悪い仔犬みたいで確かにちょっと捨て置けない(そしていぢめたくなる)気配がある。愛人にするデミ・ムーアの気持ちもわからないではない。

・ダークサマー
若手女優競演の官能サスペンス…というふれ込みなれど、せいぜい火サス程度の内容。上流階級の集まる避暑地の雰囲気もどこか少女漫画っぽい。出ているお嬢さん方は魅力的なので、あえてそのコテコテ感を楽しむというべきか。

・007 ダイ・アナザーデイ
すでに「ドラえもん」化している秘密武器。今回は透明車だ! そしてMもQもほとんどコメディ担当と化している。ものすごく重大な危機を背負っているわりに、いつものんびりラブ・アフェアを楽しむ余裕のあるミスタ・ボンドであるが、今度ばかりはハリー・ベリーの迫力ある美貌と肢体に食われてしまった。ちなみに私はものすごく暗かったティモシー・ダルトン時代のミスタ・ボンドのファンですが。

・デッドコースター
これも1作目(ファイナル・デスティネイション)を見逃している。でもテーマは簡単。「次は誰がどんな死を迎えるのか」これだけ。でもポップなエグさがちょっと癖になる(たぶん映像センスが洗練されてるのだろう)。出演者もみんな可愛い。

・転校生
大人になって改めて見てみると、小林聡美さんの演技(なのかどうかもよくわからない)に息を呑む。というか、全身からすごく瑞々しいオーラが発散されている感じ。

・トゥームレイダー
意外にしらっとした映像なれど、ゲームに忠実な見せ所満載で思ったより面白かった。ララ=アンジェリーナの銃連射はさすがにビシッと決まっている。ただし格闘や身体の動かし方には、プロとしてのアスリート感が欠けている(思いっ切りお嬢さん走りしてる)。マトリックスやチャーリーズエンジェルのような基本の型がないからだろうか? あるいは単にトレイニング期間が短かっただけかもしれないけど。
個人的にはスピリチュアルな少女の存在を入れたことが秀逸。あとこれも極端に個人趣味的なことだけど、出てくる殿方が脇役に至るまで全員ハズレなしだった。かなり癖のあるキャスティングではありますが。
(※追記:2は全然面白くなかったなあ〜)


・ボーン・アイデンティティ
ヨーロッパを舞台にしたスパイ(逃亡系)アクション。シックな映像とハードな設定で前半はかなり魅力的に引っ張ってくれる。スパイの生活が垣間見れるのもエージェント・フェチとしては嬉しい。しかし中盤以降、相手役の女性が絡んだシーンがまだるっこしくてどんどんテンポが失速していく。せっかく甘さを排したキャスティングなんだから、経緯もろくにわからんような恋愛で無理にまとめるより、ギリギリ恋愛未満の友情で終わったってカッコいいじゃないか…。そして引っ張ったワリに事件の真相もちょっと肩透かし。
むしろ主人公を追うCIAエージェントの上司や精鋭たち、女性の元彼など、魅力的な中年個性俳優がわんさか出てくるのが見所か。

・メリーに首ったけ/クリスティーナの好きなコト
キャメロン・ディアスならではのキュートなお下劣ネタが飛び交う(炸裂とまではいかない)、カラフルでなにも考えずに楽しめる話。でもこの手の作品もけっこう好きです。


しかしwowowを導入してからすっかりレンタルビデオ店から足が遠のいてしまった。なんとなくどれを手にとっても「そのうち放映されそうだなあ」と思ってしまう。





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Written by S.A. 
映画好きへの100の質問



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