+--- Cinema Memo ---+


■ <番外>今年のウインブルドン 2004年07月01日(木)
外人好きな私としては、映画とともに外せない海外スポーツです。
でもって、のっけからなんですがテニス選手の体型は、スポーツ界でも一二を争う整いぶりではないかと常日頃思っております。そして、一対一という孤独でハードな闘いの過酷ぶりが、ひしひしと感じられる競技でもあります。
男女問わずその動きの美しさは言うに及ばず、時々画面に映る観客席には、セレブな顔ぶれがちらほら。きっと洋画好き・若手俳優好きの方も楽しめると思いますよ〜! もっと日本でも人気が出て放映数が増えるといいんですが。

さてwowow導入に伴い、全仏全米は押さえられるものの、全英――ウインブルドンだけは某国営放送がハイビジョンの方に大幅に優先権を移しやがったもんで、深夜リアルタイムで応援している寝不足な今日この頃(しかも今年は雨中断・中止が多くて…)。

数年前、全豪大会で対戦していたレイトン・ヒューイットとアンディ・ラディックのふたりを観て以来、ずっと彼らを応援しているのですが、一昨年ウインブルドンの若きチャンピオンとなったヒューイット、なんと昨年のオープニングマッチでいきなり敗れるという信じられない結果となり、その間にラディックはすくすくとランキングを上げ…そしてそして注目の今年、いよいよウインブルドンのセンターコートでふたりの対決が見られるのかっ!? と息巻いていたわけです。

が、現時点でラディックは準決勝まで残ったものの、ヒューイットは準々決勝で昨年度チャンピオンのロジャー・フェデラーに敗れてしまいました(そんな気がしてたけど…フェデラーはダントツ強いです。その前のカルロス・モヤとの対戦もちょっと後半危なかったし)。
しかし、ヒューイットは三回戦で今大会で引退するゴラン・イバニセヴィチと当たり、その試合はとても素晴らしいものでした。会場は15年も活躍して01年やっと頂点を極めた苦労人・イバニセヴィチを惜しみ応援する声がほとんど。ヒューイットにとってはアウェー戦のようなものでした。
しかもイバニセヴィチがまた、エースを決める決める。ミスしてもユーモアを持って切り返し、全身全霊で最後のセンターコートを味わい、愛惜する姿や表情は涙ものでした。が、それでもヒューイットはじっと辛抱を続け、地道にブレイクを決めてストレート勝ち。彼にとっては本当に厳しい、しかし実り多き試合だったに違いなく、観てるこちらも思わず目頭がっ……! 今年のベスト試合のひとつでありました。

いつかヒューイットとラディックのセンターコートでの試合を見てみたいものです…!!

NHKのウインブルドン公式サイトはこちら
http://www.nhk.or.jp/wimbledon/index.html




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Written by S.A. 
映画好きへの100の質問



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