+--- Cinema Memo ---+
■ ビッグフィッシュ ほか(今月のwowowから)
2004年05月27日(木)
私はたいていシネコン・レディスデーの午前中に行くことが多いんですが(空いてるので)、今回はいつもと違って異様に長い列が。これはいったい!? 「世界の中心」なのか「トロイ」なのか? しかし違った! 列の大半を占めていたおばさま方の目的は「スキャンダル」だったのだ! よん様だ……………( ´Д⊂ヽ
さて「ビッグフィッシュ」……きっと泣くだろうなあ…と予想していたらやはり最後で涙止まらず(T_T) 映像や音楽もあざとくなく上品な、おとぎ話。あの川の情景、サーカス、巨人や魔女、幻の街…見事なメタファーも素晴らしかった(原作要チェック!)。作中でも描かれた「物語ることの素晴らしさ」に強く強く勇気づけられて映画館を出た!
ユアンってこういう天然で人がいい役、本当に似合いますよね…ファン的にはいろんなコスプレが見られるのもまた楽し!
予告ではハリーポッターが観たかったのですが(友人がマルフォイ君の恐るべき成長ぶりがすごいぞ…と言ってたもんで(^^;)やってませんでした。子役、最初は次作で全交代と言われていたのですが、新監督は最後までキャスト変えずともOK! と言ってるそうな。
かわりにスパイダーマン2の予告をやっていて、ラッキー! MJは前作よりきれいになっていた……
その他、今月のwowowで観た映画で印象に残ったものなど
・ブロウ:ジョニD主演の実在の麻薬王をモデルにしたもの。ペネロペ・クルスって本当はこーゆー自分の美しさに振り回されてしまうラテン系あばずれ(失礼)が似合うと思う。声もそんな感じだし…サルマ・ハエックとかぶるのか? 面白かったし、悲哀もちゃんと伝わってきたんだけど、きれいなお顔立ちのふたりなので、老け役がすっごい不自然だった(^^;
・リべリオン:クリスチャン・ベール主演、近未来アクション。銃+空手?の「ガン=カタ(型)」が売りとのことで、確かにすべてのストーリーラインはアクションのために〜という感じ。マトリックスの影響アリアリ、設定スカスカ〜ですが、なんかそれなりに見て楽しんでしまった(B級好きですので)。仔犬を助けるために味方をガンガン倒しちゃうのがすごいよなあ。ショーン・ビーンファンとナチ系制服好きの方は冒頭楽しめるかと。
・モンテ・クリスト伯
「パッション」のジム・カヴィーゼルとガイ・ピアース共演。イギリス製作のドラマって、こういう長編名作ものを上手くまとめるのが本当に上手いですよね! 全然飽きなくて面白かった。
・フロム・ダスク・ティル・ドーン
何度観ても大笑いしてしまう。
・トゥー・デイズ
何度観てもスペイダー氏とシャリーズ・セロンの美貌に釘付けだ。
・刑事ジョン・ケイン 影なき殺人者
「羊たちの沈黙」で行動科学課長クロフォードを演じたスコット・グレン主演。私はこの御方が大好きなのです!(同系統?ジェレミー・アイアンズはさっぱりなのだが)
アメリカ南西部が舞台、不気味なネイティブ・アメリカン系呪術も絡んで、地味ながら良かったなあ〜(サスペンス的には、凡庸な展開もあるのだが)
・容疑者
デ・ニーロ主演だが、スパイダーマンで友人役をやったジェームズ・フランコが目当て。容疑者として追われるヤツレっぷりがすごい! デ・ニーロと共演だから、一生懸命減量したのか…? 彼、ニコラス・ケイジの初監督作でもと男娼役で主演やるんですね。ジェームス・ディーン系?若手としてはアナキン君より将来に期待してます。
映画は事件ものとしての緊張感にやや欠け、ひたすら父→息子のメロウな情感ばかりが押し出されていたような。ここらでデ・ニーロさんもたまには意外性のある役でもう一花咲かせて欲しいのですが……。
☆ところでキルビル見逃しました…上映スケジュール、回転早いんだなあ。
☆今後の予定は「トロイ」「21グラム」は確定で、「クリムゾンリヴァー2」は迷い中。監督がベッソンだから。派手に風呂敷を広げるだけ広げて、たいしたことないオチなんだろうな……映像とアクションだけ楽しめばいいかな。
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Written by
S.A.
映画好きへの100の質問
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