+--- Cinema Memo ---+
■ TOTAL FEARS<トータル・フィアーズ><☆☆☆>
2002年06月10日(月)
CIAのロシア担当分析官ライアンは、長官キャボットと共にモスクワへ渡り、ロシア新大統領と謁見。同地で核工場を見学した際、研究者の数が少ない点を不審に感じ、調査を開始する。やがてライアンは第三者により核爆弾が米国内に運搬されていたことを突き止めるが…米国政府とロシア政府の対立が激化する中、核戦争への発展を阻止するべくライアンは巨大な陰謀を暴くため、決死の行動に挑む。
監督-----フィル・アルデン・ロビンソン 出演-----べン・アフレック モーガン・フリーマン
音楽☆☆☆ ストーリー☆☆☆ 映像・演出☆☆☆ 俳優☆☆☆☆ 総合評 ☆☆☆
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ストーリー---ありがちなハリウッド戦争陰謀アクションかと思いきや、思ったよりも見応えがあった。確かに荒唐無稽な程の大風呂敷を広げた内容ではあるのですが、攻撃準備のシミュレーション等がこの時勢、妙にリアルに感じられてしまったところがあったり…。人と人との繋がり、心に訴えるところ等もキャスティングが上手かったせいか、それほどあざとかったり、安っぽかったりしなかったところも良かったです。
キャスト---若返ったジャック・ライアンは上司や先輩におちょくられ、けっこう可愛くて好感度高し(笑)最前線で工作活動を行なう先輩エージェントのジョン・クラーク(リーヴ・シュライバー)がナイスな役どころで、彼とライアンの掛け合いはちょっと腐女子心を刺激してくれるような(笑)
私見---シリアスな中にも、けっこう笑わせてくれる小ネタや会話が意外とあって、よく出来た娯楽作品だと思います。ただ唯一、核兵器の扱いや威力が軽めのような気がして、その辺はちょっと気になったのですが…。
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Written by
S.A.
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