+--- Cinema Memo ---+


■ SPY GAME<スパイ・ゲーム><☆☆☆> 2002年05月10日(金)
ベルリンの壁崩壊2年後の1991年。その日引退を迎えるCIAベテランエージェントのミュアーは、かつて部下だったトム・ビショップが中国である作戦に失敗し、投獄されたという知らせを受ける。ビショップを見殺しにしようとする上層部の動きを察知したミュアーは、たった一人での救出作戦を開始するのだった。

監督----トニー・スコット 出演----ロバート・レッドフォード ブラッド・ピット

音楽☆☆☆ストーリー☆☆☆☆ 映像・演出☆☆☆ 俳優☆☆☆☆ 総合評 ☆☆☆

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ストーリー---良い意味で予想を裏切られた展開。延々と可愛い部下(ビショップ)との回想録が続くのには笑っちゃうのですが、美味しいとも言えなくもない(笑)老練なエージェントがどう味方を騙して部下を救い出すのかがなかなかの見所で、方々に散りばめられたミュアーの言葉による引っ掛けテクニックは脚本の勝利。ラストの実際の救出作戦については、ちょっと簡単に行き過ぎたような気もしますが。

キャスト---老練なレッドフォードと無垢なプラピのキャスティングはハマっていたように思います。けっこうな年齢のプラピも、スパイの世界ではまだまだ小僧扱いっていうのがツボです。CIAのエリート役の人が、アメリカ版寺島進!って感じでナイスでした。

私見---ミュアーがビショップをいかにCIAに取り込んで行くかの過程もツボ。まず本人をさんざん孤独に追い込んで、そこに手を差し伸べる……なんていやらしいんだ、もうっ!

http://spygame.eigafan.com/



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Written by S.A. 
映画好きへの100の質問



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