+--- Cinema Memo ---+


■ ウォーターボーイズ<☆☆☆> 2001年01月01日(月)

廃部寸前の唯野男子高校水泳部。新人の女教師・佐久間先生が就任したとたん部員は一挙に30人に。しかしシンクロナイズドスイミングと聞いて生徒たちは恐れをなして逃げ帰るが、鈴木を含む間の悪い5人だけが、言いくるめられて渋々シンクロをする羽目に。彼らの高校生活最後の夏休みは、想像もしなかったシンクロ特訓の日々で幕を開けた。果たして“男のシンクロ”に晴れの舞台はやってくるのか?

監督-----矢口史靖 出演-----妻夫木聡 竹中直人 平山綾

音楽☆☆ ストーリー☆☆☆ 映像・演出☆☆☆ 俳優☆☆☆ 総合評 ☆☆☆

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ストーリー---馬鹿馬鹿しくて笑える青春物が、日本映画らし〜いほのぼのとした日々を通じて描かれる。隣の女子高の女の子と仲良くなりかけた鈴木が、どうしてもシンクロをやってることを言い出せなくて、うじうじしているところとか等身大の高校生のありようがいろいろと参考になった(?)。晴れの舞台の男子シンクロはお見事。観客の女子高生も身を乗り出す気持ちがわかるぞ!

キャスト---ボンズを脇で支える俳優さんたちが心強い。妻夫木君はちょっとサッカーの川口選手に似ている。でもタケチュウの変な雰囲気で大方の笑いを取っちゃうのってどうなの?

私見---何よりもガラの悪い男子校の内部がすっごくよいです(笑)一人、メンバーに片思いしてるなよっとした男の子が出てくるんだけど、私は思わず「ハイスクール奇面組」(懐かしいな……)の物星大くんを思わずにはいられませんでした〜。でも日本の映画って音楽がやっぱりいまいちなんですね。中学生日記みたいだ。予算の関係もあるんだろうけど、ここで「ゆず」(いや、もちろんケミストリでもミスチルでも何でもいいのだが)とかフューチャーするとかなり洗練されるんじゃないかと思います。この点、TVドラマの方が演出的には進んでる。

http://www.waterboys.to/



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Written by S.A. 
映画好きへの100の質問



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