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■ 「ぼくを探しに」
「ぼくを探しに」という絵本がある。 私が小学校6年生の時に担任の先生が薦めてくれた本だ。 先生は簡単なストーリーを語った。
―主人公は丸い形をしている「ぼく」で、 ぼくは丸いのだけれど、一部分が欠けている。 ぼくは自分の一部分であるもう1人のぼくを探して旅に出る―
そんな内容だった。
当時の私にはその本の良さや、先生が薦める理由が良く分からなかったけれど、 今になって少しだけ分かったような気がする。
人には何かしら欠けている部分というものがあり、 それを埋めるため、もしくはさらに自分を磨くため、 「何か」を求めるように思う。 それは人であったり物であったり様々だと思うけれど。
すべては、 今の自分ではない、新しい自分に出会うために。
あの時先生はそのことを言いたかったのではないだろうか。
2004年02月04日(水)
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