昨日は1ヶ月ぶりの夜勤だった。慣れて落ち着いてやれたので、自分なりにうれしいけれど、客観的な評価ではとても認めてもらえないだろう。小さなミスだらけだ。
睡眠は仮眠で2時間半だというのに昨日は疲れたというほどのものはなく翌日からの2連休を有効に使いたくて、出かけることを考えていた。
陽射しの照りつけが異様な暑さに思えるような午後だった。初夏の手前の晴れ間、でもなんとなくいつもと違う気がする。
広いお風呂につかってゆっくり、というのがパターンだったけど、そこまで疲れていなくて、体が求めていない。華やかな街で新しい季節の服を眺めることにも、気が向かない。
やっぱり、山の緑に触れる場所へ行きたかった。 JRの列車に揺られて、小さな展示館のあるところを訪ねようと思った。兄たちの家族と食事をした店のそばでもある。
夏を思わせる眩しい景色も目にすることが出来た。眠りは深くなって、降りる駅はとっくに乗り越してしまう。辛うじて降りた浮羽の駅のむかしながらの素朴な駅舎と山のなだらかな風景は、小さな旅気分を飾ってくれる。
照り返す日光の熱はたまらなかったけど、案内板を眺めると、歴史資料館があるではないか。ラッキーだった。期せずして一番みたいものがそばにあった。 読みかけの「水神」という小説の題材である五家庄の土地だと気がつく。
熟睡できたからなのか今朝も普通に早起きしているなんて。 まろやかな気持ちのいい朝を迎えている。 外へ出かけたい気分といまから相談始めるつもり。
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