人間歳を取ると、なかなか頭に浮かんだものを言葉にすることができなくなってきます。頭にはカタチが浮かんでいるけど名前が出てこない。それでつい「あれっ」とか「これっ」とか口走ってしまうものです。

まあ、人のことはいえないのですが、打合や仕事のやりとりの中で「あれっ」と「これっ」を連発されると、自分で何のことか連想する作業が必要になって、何故かイライラしてしまうのです。

それと会社のパソコン環境は古い8ビットベーシックマシンから使っていることもあって、私が担当になることが多いのです。パソコンの初期の頃、フロッピーのコピーを取ってと言ったら、フロッピーをモノクロコピー機でコピーした紙をもつてきたという、有名なパソコン音痴を象徴する話があります。それと同様な話はいろいろあって「もう、いい加減にして〜」と言いたくなってしまいます。こちらも「あれこれ君」と読んで、経験したことを書いていきます。

さすがに若手社員には「あれこれ君」は多くはないのですが（時代の流れだなっ）、私と同年代の初めにパソコンで仕事をしていなかった年代には「あれこれ君」は結構多いのです。これも人のことは大きな声で言えない立場は知っていて書いていきます。ある意味で漫才のように、初めからネタがあるんじゃないかと思うほど面白い話が多いのです。ホント。