空を覆う朝焼け 空を覆う朝焼けを覆う朝靄 前を歩く人は、私が立ち止まると朝靄に飲み込まれていく 夜の闇より不気味 私は少し、不安を覚える 少し歩くと建物が現れる 毎日の見慣れた建物も、どこか寒々しく 不安定にすら見える 夜の方が、安心する事を確信する