2002年12月22日(日) |
一番こみ上げた手紙。 |
いつかの誕生日に誰からか貰った手紙。 若干の修正。
『誕生日おめでとう。 これで、彼女と並んだね。 同じ道は歩んでないよね。 そんな事は彼女は望んでいない筈だから。
彼女と一緒に過ごしたより 彼女の居ない人生の方が長くなったね。 あの時の事を悔やんでないよね。 そんな事は彼女は望んでいない筈だから。
心の中で彼女は生きている。 綺麗事を並べる人達も多いよね。 でも、心の中の彼女はあの時のままだよね。 僕達と一緒に成長はしないよね。
だからと言って、成長を止めてないよね。 そんな事は彼女は望んでいない筈だから。 感動する事を拒絶したりしてないよね。 そんな事は彼女は望んでいない筈だから。
きっと彼女は言うと思うよ。 『常に今を生きてるって感じ、イイね。』って。 少なくとも、僕の知っている彼女は。 僕の心の中の彼女は言っているよ。
だから、彼女の好きな言葉を捧げよう。 『ありがとう』を捧げよう。 温かくて優しくて柔らかな言葉を捧げよう。 温かくて優しくて柔らかな彼女に捧げよう。
そして未来を進んで行こう。 彼女の分までとか、彼女の為とかじゃなく。 自分の為に、進んで行こう。 どこまでも自分のままで。
どこまでもどこまでも。 彼女に胸を張って言えるように。 『自分は自分』って。 心の底から言えるように。
いつまでもいつまでも。 彼女に胸を張って言えるように。 『僕の存在はここに在るよ』って。 心の底から笑えるように。
あなたの人生が愛すべきものと成りますように。』
本当なら掲載すべきじゃないのかもしれない。 自分の胸に留めておくべきなのかもしれない。 でも。 少しでも他の人にも届けたかった。 彼女が誰とか、そういう事じゃなくてね。
どこまで行っても言い続けられるように。 『自分は自分』って。 いつまで経っても言い続けられるように。 『ここに在るよ』って。 心の底から言えるように。 心の底から笑えるように。
そして、今までの人生が貴方にとって 愛すべきものでありますように。 そして、これからの人生が貴方にとって 愛すべきものと成りますように。
|