弱Sonファイブ

■2004年11月10日(水) 恋は戦い。


恋は戦いでございます。

人にとっては

暇つぶしとか、楽しみとか

いろいろ考えがあると思いますが、

そういうのは

時間やゆとりを

たっぷり注ぎ込める人が

言ってもいいセリフだと思います。

加護さんのような

ファッキン・ラットレーサーは

一日かけて

ディズニーシー行ったりする時間は

ない。

毎回

ブランド物買ってやれるような財力も

ない。

今このときに

この身ひとつでやるしか

ない。

渋谷ラブオ○ィス

○おちゃん

いいかげんお店の外で遊んでほしい

つーわけで

こっちのスケジュール探られてます。

だからこそお店に行きます。

ラブ・コンクエアー

攻めに行きます。

戦略的にラブラブする必要があるんです。

何も知らせずにいきなり行きます。

戦いを成功に導くのは

いつの世も奇襲です。

入店後、

驚く顔を尻目に

最初の15分「お前がかわいい」を連発します。

セックスして

残り15分で「お前しかいない」を連発します。

初期のアーネストホーストが

これでもかこれでもかと

打ち続けたローキックのように

何があっても甘い言葉を打ち込みます。

特に後半戦は

体力気力の続く限り打ち込みます。

これが加護さんにとっての

実戦です。

もちろん

「だったらなぜ?」

「みんなに言ってるでしょう?」

と反撃されます。

それでも

こっちにはメゲてるゆとりはないんです。

「そんなことない」と

ワンクッション置いてから

今日お前と会うためにいかに時間を作ったか、

お前のどういうところを見ているか、

いかに今、お前の顔が見たかったか、

だからこそ

お前しかいないんだ

ということをわかってもらうために

切々と訴えます。

そして

一瞬でも追撃の手をゆるめてもらえたら

あとはひたすらに「お前がかわいい」です。

お店から出ても手を抜きません。

家に帰ったら

ちゃんとこちらから

メールしておきます。

何かわからないけど

この人は

がんばってくれている

そう思ってもらえるよう

客という身分は

もはや捨てました。

こういうのって

突き詰めると

結局、

己との戦いになると思います。

だから

恋は戦い。




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