弱Sonファイブ

■2004年09月15日(水) 上司死ね。


朝イチから

直属上司にガンガン命令される。

命令というのは

「はい」か「いいえ」ではなくて

「はい」でしかない。

加護さんは

加護さんのペースで仕事やってるのに

あんたの指示したいところだけ

詳細に命令されても

その通りにやるのは

とってもやりにくい。

なんだこのやろうと思う。

てめー、

自分がラクしたいから

おれに仕事ふりやがって

ぜったいそうだ

許さん。

できない理由を

きちんとまとめて

できませんと言おうと思った。

こういうとき

加護さんは仕事がはやい(笑)

「できません(即答)」

そしたら上司は

自分の机まで来てくれて

「こうやればできるんじゃないか」

ということを

いっしょに考えてくれる。

しかもできなければ

できる部分だけでいいと譲歩する。

あ、

この人は仕事から逃げてるんじゃない、

クールに、ニュートラルに

自分を保っている

きたない部分がないな、

そう思うと

上司のクールが

自分の体の中に伝染して

解決策が一筋の光のように

すっと頭に降りてくる。

上司の言葉が

ひとつひとつ的確な意味を持って

体に受け入れられてくる。

いい感じに集中力が出てくる。

やれるという自信がみなぎってくる。

...

ああそうなんだ、

この人のすごいところは

まさにここなんだ、

人に活力を与える。

これができる人が

おれの仕えている

加護さんの直属上司だ。




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