弱Sonファイブ

■2001年05月17日(木) モスボックス。


はい、おはようございます。加護でございます。

今朝はハチの巣のようにならんだモスボックスに自分が収納される夢を見ました。

あ、モスボックスっていうのは、即席で組み立てられる洋服収納箱ですよ。

で、収納される人間はおいらだけで、他のモスボックスには、

洋服やゴミが入ってるんですけどね、

でもそこに鉄くずが入れられようとするときに、

おいらは「やめてくれー」って叫ぶんですよね。

「モスボックスがやぶれてしまうー」って。

さて、昨日はふつうのコンパでございました。

会社のエロバカな先輩が持ってきた話だったので、

そこそこマシな子が来るだろうと、

なぜかそう思ってました。

待ち合わせは本屋でした。

おいらはPLAYERを流し読みしながら、

店内の女の子をちらちら見てたんですが、

そしたら七分丈の白いシャツを着た、おいら好みのタヌキ顔がいました。

おいら、その子に見とれてしまって、

ビリーシーン10周年モデルのベースを見ながら、

あの子は誰がなんと言おうが、上下ムラサキの下着をつけてるな

とか、

白いシャツと柄モノのスカートの取り合わせをほめてあげたいな

とか、考えてました。

しかもその子、

本屋で何を見るともなく、プラプラしてるんです。

あ、あかん、あの子に告白したくなってきました。

ああ...きれいな瞳だな...

...

「おい、どこに行くんだ」

ヒャッ!

あー、びっくりした。

すぐ近くにおいらの先輩がいました。

それと先輩の同僚、それとあと、

なんか、

にごった瞳が6つ。

おいら、ウエーと思いました。

断腸の思いでしばらく本屋の前でみんなで立ち話。

そのあと飲み屋に移動です。

そしたらさっきのあの子が歩いてました!

チンタラ、チンタラーと!

ひとりで!

きれいな瞳で!

下着はゼッタイムラサキで!!

ああ、

心が砕け散ってもいいから、話しかけたい女の子を目の前にして、

魚とか食べられますか?とかゴミみたいな世間話をしなければならないなんて、

サラリーマンはとてもせつないです。

次生まれてきたら、ゼッタイサラリーマンとかない社会で暮らしたいです。

そのあとのコンパは、

もうビールがなくなっちゃったよ、

だーいピーンチ、

そんなときはこの、ビールエンジェルズにおまかせよー、

ビ・イ・ル、

ビール!

「すいませーん、ビールー」

「あ、ちょっとお待ちくださーい」

ガビーーン、

...

パパー、あそこのおっさんまいっちゃってるよー、

んー、あれはなー、

まいってるんじゃなくて、

気合を入れてもらっているんだよバチーーン!バチーーン!

い、痛いって、やめてくれー、

あー、おこってるおこってるー

みたいな流れのコンパでしたが、

おいらの目から見れば、

ゴミコンパです。

おいらはただ、

鉄くずにつっこんでいって、

モスボックスのように

ぐちゃぐちゃになりたい。

それだけなんです。




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