ムラカミ日記...ムラカミ

 

 

夜と渦 - 2005年01月06日(木)

あたしのプライドがこんなに高くなくて
こんなに臆病じゃなかったら
すぐにも居なくなることができたのに
自分でけじめをつけることもできないなんて
あたしはどこまでみっともないんだろう。


高いところに登って足元を見下ろしたとき
竦む足を嗤う。
クズの癖にいっちょまえに竦んでやがる。と嗤う。


死ねなくてごめんなさいと
生きていてごめんなさいを
あと何回云わなきゃならないのかを考えると
気が遠くなりそうだ
今すぐ気絶したいくらい自分が恥ずかしい
醜態しか晒せない 足掻いてもみっともない
どうやったって無様だ ああ無様だ


時折謝る事に疲れるけれど
謝る事をやめたらもう死ぬしかなくなるから
息を切らせて 喉を叩いて 絞り出す  
貰った三万語をみんなごめんなさいに使い果たしたって
少しも赦されやしないのだけど



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