ムラカミ日記...ムラカミ

 

 

ただ散り急ぐ - 2004年07月08日(木)

漠然と考えるんだけどエンコウして何が悪いの、って云われたら自分は明確に反論する術を持たない。
ニーズがある以上市場として成立してるわけだし、性産業はそれ自体永久不滅のものなんだから、ラクして稼いで何が悪いんだと云われたらそれまでだと思う。
そんなところで倫理観だとかを持ち出すほど野暮なことはないと判っているし、あたしは親じゃないのだから泣きながらひっぱたく権利もない。
まあ個人売春はそのぶんトラブルまで自分で解決しなければならないし洒落にならない犯罪に巻き込まれる可能性も大きいからせいぜい自衛するといいとは思うけれど。

エンコウしてよのなかの(今まで少なくともオブラートに包まれていた)薄汚い部分をイヤというほど見せつけられてたまには失敗して中絶したりして
そうして薄汚い大人になっていく訳だけれど

不可逆性、後には戻れない事。というのが絶対的にあって。
それまで信じる事の出来ていた綺麗なもの純粋なものっていうのは絶対にもとに戻らない。真の意味でそれであったころの誠実、や柔らかさ、は二度と戻らない。
殺してしまった命や数え切れない可能性は未知数で、未知ということは責任の取りようがなくて、未知だからこそ罪悪感が生まれようもないのかもしれないけれど、
そんなおそろしいものと一人で闘うのはもっと大きくなってからで十分だと思うんだ。
そんなに生き急がないでもいい。駆け抜けた道がどれだけ眩しかったかをいずれ後悔するときが来る。後悔しないような人生なら哀しすぎる。


心配させても貰えない、それは最大の拒否だから、あたしの説教は拒否されているのだから、もう何も云うべきじゃないのかもしれないけれど。
あたしはいつでもここであなたを想って奥歯をかみしめているよ。


案外彼女らはそんな甘っちょろい感傷を小馬鹿に出来るほどじゅうぶん大人で、おとなになりきれていないのはあたしなんじゃないだろうかと
そんなことを思った


...




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